• 「第2回ツクってアソぶハッカソン」受賞者インタビュー⑥ 学生賞 CJLCBOYS (Samrat & Danial ) さん

    2022年2月17日から25日にかけて開催された「第2回ツクってアソぶハッカソン」(通称ツクアソ)。 「時からカイホウ(開放/解放)されるサービス」をテーマに独創的な作品を見せてくれた受賞者たちのインタビューを公開します! 今回は、学生賞を受賞したチーム「CJLCBOYS」のインタビューです。 CJLCBOYSさんの「atode!」は、どんなコンテンツでもワンタップでブックマークしてまとめておくことができるアプリです。忙しい時に見つけてしまった気になるコンテンツを見逃さないで済む、シンプルだけど現代人のニーズに合っている、というところが評価されました。 CJLCBOYS さんのプレゼンは 00:48:24 〜 「CJLCBOYS」メンバー Samrat(サムラット)さん Danial(ダニエル)さん ──── ご参加いただいてありがとうございました。学生賞受賞おめでとうございます。 Samrat・ Danial: ありがとうございます。 ──── このハッカソンはどこで見つけたんですか? Samrat: Danialが「 connpass 」で見つけて、誘ってくれました。ハッカソンは初めてだったのですが、春休みにyoutubeとか見て時間を潰すより、友達と何か作ったりしたかったので。 ──── 今回「時からカイホウ(解放/開放)されるサービス」というテーマでしたが、ピンときましたか? Samrat: 実はあまりピンと来なくて、僕もDanialも日本語があまり得意じゃないので、日本語が得意な友達に意味を聞いたりしました。 ──── これは日本語話者でも解釈が難しいテーマでしたね。この「atode!」を作ろうと決めるまで時間がかかったんですか? Samrat: 初日はアイディアだけ考えて、次の日も1時間くらいアイディア出しをしました。 Danial: 初日にいろいろアイディアを出したんですが、結局どれが一番いいのか決まらず、とりあえず次の日の朝からミーティングしようってなって。 ──── 最終的にはどうやって決めたんですか? Samrat: 初日は、僕が出したアイディアはDanialが好きじゃない、Danialが出したアイディアは僕が好きじゃないとなってしまって(笑)。2日目にDanialが出したアイディアが良かったので、僕が少し広げる形で決まりました。 Danial: 朝、私はジムに行くんですけど、そこでアイディアを揉みながらトレーニングしていて、「atode!」を思いついたんです。Samratもきっと同じような経験があるだろうと思って知らせたら、すぐに同意してくれて。 ──── 実際アイディアを形にしていくときはどういう分担で作業したんですか? Danial: Samratはバックエンドが得意なので担当してもらって、僕はフロントエンドを担当しました。 Samrat: でもDanialもバックエンド手伝ってくれたよね。 Danial: 一応ね(笑)。結局一緒にやる部分は必ずあるから。 ──── 開発はスムーズにいきました? Samrat: 多少の問題はありましたけど、なんとかなりました。 Danial: 意外とスムーズだったよね。私の作業に問題が出るとSamratが手伝ってくれて、その間に私が次に何をやるべきかを考えて、Samratの作業が終わる頃に残りのタスクを提示して、分担して…という流れでした。 ──── いい感じに協力し合ってできたんですね。 Danial: 2人だったから良かったのかもしれません。もっと人数が多かったら、分担が難しくなったと思います。 ──── 土曜日の20時が締め切りでしたが、どのくらいで完成しましたか? Samrat: 18時位でしたね。 ──── 結構ぎりぎりまでがんばりましたね。 Samrat: 実はDanialも僕も18時以降に予定があったので、それまでに終わらせたかったんです。 Danial: でも最後の1時間で不具合が出たんです。リマインダを設定しても出ないっていう基本的な不具合で。それじゃ使えないからSamratがすごく慌ててましたね。私はプレゼンを準備していたので、その辺知らないんですけど、あれどうやって解決したの? Samrat: それはちょっと考えたりGoogleでいろいろ探したりしたら解決できたの。特に工夫がないね(笑)。 ──── 次の予定までぎりぎりのスリルも味わいつつ、楽しくハッカソンできたんですね。 Samrat: 楽しかったです。 Danial: 本当に楽しかった。終わった後すぐSamratに、また別のハッカソンに参加しようって言いました。今回すごく楽しかったので、賞がもらえるとかそういうことがわかる前にまたSamratとハッカソンに出たいと思いました。 ──── それは最高ですね。嬉しい感想です。 Samrat: 春休みが終わる前にもうひとつくらいハッカソンに出ようと思っています。 ──── お2人はどういうご関係なんですか? Samrat: 日本語学校が同じだったんです。大阪の日本語学校で1年間一緒に勉強していました。僕はその後大阪の大学に入って、Danialは東京の大学に。 Danial: 日本語学校でSamratはプログラミングが得意なことで有名だったので、このハッカソンを知ったときすぐ連絡しました。 ──── 他の人のプレゼンや作品見てどう思いました? Danial: 他のチームのプレゼンを見るたびに、Samratが必ず「素晴らしいアイディアだ!」と興奮してましたね。 Samrat: こんなに 創造的な人たちがいるのか!と驚きました。 Danial: 私たちの作品は割と真面目だったので。 ──── 真面目に課題を解決しようとする、真っ当なプロダクトでしたね。 Danial: だから本当に面白いアイディアがたくさんあって、良かったよね。 Samrat: 遅刻した時に言い訳するやつとか。 Danial: それが本当に面白かった。 Samrat: その発表もとてもよかった。 Danial: 動画もアイディアも面白かった。あれは私にとってとても必要なものでしたし(笑)。 ──── 次のツクアソは8月に開催します。2月と8月の年に2回のサイクルにするつもりで。 Danial: 本当ですか?またやろう、Samrat。 Samrat: うん、またやろうよ。 Danial: ツクアソはすごく良いハッカソンだと思います。1年に2回あるのが嬉しいです。 ──── ぜひご参加ください。ありがとうございました!

    2022.08.01
  • 「第2回ツクってアソぶハッカソン」受賞者インタビュー⑤ 特別賞 ユニバック(松村 憲樹 & 朝日諒 & 浅見 祥喜)さん

    2022年2月17日から25日にかけて開催された「第2回ツクってアソぶハッカソン」(通称ツクアソ)。 「時からカイホウ(開放/解放)されるサービス」をテーマに独創的な作品を見せてくれた受賞者たちのインタビューを公開します! 今回は、特別賞を受賞したチーム「ユニバック」のインタビューです。 ユニバックさんが開発した「ドタキャンさん」は、参加者のモチベーションを測定して相対評価し、イベントをキャンセルするか否かを判定してくれるアプリです。実はみんなが憂鬱に思っている予定を勝手にキャンセルしてくれるというアイディアは、非常に現代的でユニークですね。 ユニバックさんのプレゼンは 01:03:45 〜 「ユニバック」メンバー 松村 憲樹 さん 朝日諒 さん 浅見 祥喜 さん ──── まずは特別賞おめでとうございます。ユニバックさん、この3人はどういったチームですか? 松村: 会社の新卒入社2年目の3人、同期で構成されています。 ──── 仲が良いんですね。 松村: 開発のことしか話さないですけど(笑)。 ──── ハッカソンには今までも3人で参加されてきたんですか? 松村: そうですね。入社してから、ハッカソンの告知があったら全部応募してる感じです。 ──── おお、すごいですね。普段からアンテナを高めに張ってるんですか? 松村: そうですね、はい。 ──── 今回テーマを投票で3つのうちから選んでもらいましたが、投票したテーマになりましたか? 浅見: それぞれが何に投票したのか知らないんですよね。僕は「今まであった中で一番欲しいサービス」でした。一番考えやすそうかなと思って投票したのに、一番難しそうな「時からカイホウされるサービス」になっちゃって、やばいと思いました(笑)。みんな何に投票した? 朝日: 自分も浅見くんと同じです。一番今まで欲しかったサービスだったら、今までのアイディアを使い回せるからいいかなと思ったんですけど、残念ながらそうはならなかったですね。 松村: 僕は「時からカイホウされるサービス」。 ──── そこはチャットで談合したりとかはしなかったんですね(笑)。 松村: 全然しなかったですね。個人個人好きなものに投票しました。 ──── 難しいテーマでしたよね。 浅見: 難しかったですね。これまで僕らが出てきたハッカソンは、テーマがないものばかりだったので、テーマが決まってること自体も慣れなくて難しいなと思いました。 ──── 今回のプロダクトのアイディアはどうやって出したんですか? 松村: そもそもその定義ってなんだろうというところから考えて、それに結びつくものをどんどん出していって、「時」と「解放/開放」というワードから連想されるものを合わせて、こんなサービスあるよね、こういう具体例あるね、って詰めていきました。 ──── 「ドタキャンさん」自体は誰が思いついたんですか? 浅見: これは朝日くんですね。 朝日: 僕ですね。 ──── 憂鬱な予定がドタキャンされるかも、というのは、過去の経験からの連想ですか? 朝日: 僕がドタキャンしたわけじゃないんですけど、憂鬱な予定が突如キャンセルされた時に、めちゃくちゃ嬉しかった記憶があったんです。それをアイディアにしてみました。 ──── なるほど。テーマの発表からどのくらいでアイディアが固まったんですか? 朝日: どのくらいだったっけ?日をまたぐ前には決まったかな。 松村: そうだね、3時間くらいで大体決まりました。全然他にいい案が出なくて、もうこれでいいよね、みたいな(笑) ──── 開発は次の日からですか?平日でしたよね。お仕事をしつつ? 松村: いや、全員有休取りました(笑)それでもう金曜の朝から開発です。 ──── いいですねえ。役割分担はどんなふうになってました? 松村: 浅見くんがフロントエンドで、朝日・松村がバックエンドで開発しました。 ──── スムーズにいきました? 松村: いや。 浅見: いやあ…フロント大変でしたね。僕は仕事でもプライベートでもフロント全然やってないんですが、今回こういう役割分担になったんで、ひたすら調べて組んで、変なエラーが出て、っていうのを繰り返してました。すごい苦戦しました。 ──── どうして普段やらないフロントを担当することになったんですか? 浅見: なんでかわかんないです(笑)。松村と朝日くんが仕事でフロントを触るんですよ。だから僕としては2人にやって欲しかったんですけど、なぜか結局僕がフロントやることになって。でも正直フロントに興味はあって、触ってみたいと思っていたので、ちょうどいい機会かなと。 ──── それは良かった。楽しかったですか? 浅見: そうですね、楽しかったです。新しいところに触れたり、ここはこんなに簡単に書けるんだ、とか発見もありました。あと、デザインの辛さがわかりました。細かいところを調整したりとか、「見やすさ」って難しいなと。お客さんがいて、ちゃんとデザインを組んでる人ってどうやってるんだろうって、そういうところも気になりました。 ──── バックエンドの2人はいかがでしたか? 松村: そんなにさくっとはいかなかったよね。 朝日: わりと探り探りやってたよね。 松村: 今回AWSを使ったんですけど、触ったことのない分野だったんで、探り探り、ちょっと喧嘩もしながらやってました。 (一同笑) 松村: この方針でいこうよって言うと、いやそれはめんどくさいからみたいな喧嘩を…。最終的には仲良く完成することができましたけど(笑)。 ──── 完成はいつ頃だったんですか? 松村: 土曜の昼ぐらいに1回できたんだよね。 浅見: そこで最低限のものは。多少余裕を持ってできました。 ──── 「ドタキャンさん」は今後世に放つんですか? 松村: 世に放つ予定なんですけど、今の状態だと1週間に1回止まるんですよ。 (一同笑) 松村: そこが改修できたらリリースしようと思ってます。 ──── じゃあ楽しみにしてます。ちなみに次回は8月に開催予定です。 浅見: ぜひ参加しようと思います。 ──── お待ちしてます。ありがとうございました!

    2022.08.01
  • 「第2回ツクってアソぶハッカソン」受賞者インタビュー④ 優秀賞 ひげだるまさん

    2022年2月17日から25日にかけて開催された「第2回ツクってアソぶハッカソン」(通称ツクアソ)。 「時からカイホウ(開放/解放)されるサービス」をテーマに独創的な作品を見せてくれた受賞者たちのインタビューを公開します! 今回は、優秀賞を受賞した「ひげだるま」のインタビューです。 ひげだるまさんの作品は「家出時計」。周りが静かな状況になると、「時の表示」が家出してしまい、残された「分」だけで頑張って時間を表現する、というユニークな時計です。発表は、ちいさな紙芝居を使ってライブで行われ、その強いインパクトも高評価に繋がりました。 ひげだるまさんのプレゼンは 00:18:32 〜 ──── 優秀賞おめでとうございます!早速ですが、このハッカソン自体をどこで知りましたか? ひげだるま: ツクアソ運営メンバーの方がツイッターで共有されているのを見つけて、タイミングも良かったのでぜひ出たいなー、と。 ──── ありがとうございます。今回はおひとりでの参加なんですね。 ひげだるま: ひとりだとやっぱりチームよりも時間の都合がつけやすいので。あと、最近はずっと在宅でやってるので、人と接する機会がなくて(笑)。調整するのも結構大変なので、ひとりのが楽かなと思いました。 ──── 「家出時計」は、とてもユニークな作品でしたね。プレゼンも想定外でとても面白かった。プレゼン賞があったら絶対優勝でした。どうして作ろうと思ったんですか? ひげだるま: 全然あれを作る予定ではなかったんですよ。そもそも投票したものと違うテーマになったので…。 ──── そういうことありますよね(笑)。 ひげだるま: 違うテーマになってしまったのもそうなんですけど、そもそもこのハッカソンの主旨を勘違いしてたんです。期間がもっと長いハッカソンだと思ってたんですね。だからテーマが今日決まって、何か考えて週末に具材を買いに行こうかな、なんて考えてたら「あと8時間!」って言われて(笑)。だからもう自分の持ち物の中から使っていない機器を探して、そこでATOM Liteと、昔使った4桁の7セグが出てきたんです。これでなんとか作ろう、テーマに合うものは何だろうって考えて、そこから「時がなくなったらどうなるんだろう」ってアイディアが出ました。「時」がなくなったら、「分」が頑張って表示するだろうなって。 ──── なるほど。 ひげだるま: 最初は「秒」まで表示しようと思ったんですよ。でもそれだと4桁では足りなかったので、「分」までにして、あとは個人的に最近3Dプリンタを手に入れたんで、それを使いたかった。そんな感じで考えた結果、こういうちょっと変わった時計を作ってみようかなと。 ──── じゃあハードが先にあった上でのアイディアなんですね。結構しばりがあった方が面白いアイディア浮かんだりしますよね。 ひげだるま: そうなんですよね。言われた瞬間難しいと思ったんですけど、「これを使うんだ」ってなればなんとか。 ──── 提出までの24時間はどのように過ごされたんですか? ひげだるま: 実は割と早かったんですよ。初日の晩には一応アイディアが決まっていて、3Dのモデルを作って、翌日の朝には印刷をかけて、結局最終日20時締切だったと思うんですけど、16時ぐらいにはほぼ完成してました。 ──── すごい! ひげだるま: 機能自体はシンプルなんですよね。あとはそのストーリーが肝心で。ただ時がなくなるってだけだと面白くないので、最初はお兄ちゃんが家出するんじゃなくて、弟が追い出す話を考えてたんです。でももうちょっと気弱な方が自分的に共感しやすいので、お兄ちゃんが勝手に遊びに出て行っちゃうから弟が頑張る、みたいなストーリーにして。作業自体は比較的早く終わって、ストーリー作りに少し時間をかけた感じですね。 ──── ライブデモでも音が重要だったじゃないですか。静かにしてたら戻ってくるっていう。あれはちょっとした仕組みを組んでるんじゃないかなって思ったんですけど。 ひげだるま: 元々音を使う想定でやってたので、中にマイクが入ってるんです。そのマイクの調整がハッカソンの期間の中では丁度良くできてなかったので、デモの時大変でしたね。やっぱり物理的なモノなので、動画だといまいち面白くない。ライブ感が損なわれてしまうなと思って、そのまま映してフリップ的なもので見せたらちょっと変わった発表になって面白いかなと思ってああいう形に。今回発表はハッカソンとは別に時間が取れたので、ちゃんと考えられて良かったですね。ちなみに、イーゼルはあんな小さいのがなかったので自作です。 ──── すごい、いいなあ。 ひげだるま: 木を買ってきて、釘打ち込んで。楽しかったです。 ──── それは良い。素晴らしい。ハッカソン全体楽しかったですか? ひげだるま: 楽しかったですねえ。家にいるからっていうのもあるんでしょうけど、意外と平日の開発でもなんとかなりました。あとは発表と開発の時間がが分かれてたので、発表のことを気にせずにモノづくりに集中できたのも良かったですね。 ──── 楽しんでもらえて何よりです。ちなみに自分が最優秀賞を取れると思ってましたか? ひげだるま: いや、思ってなかったですね。だから自分の作品に投票するということもせず、自分の作品以外で本当に好きなものを選んだんで。好きな作品が残ってたから良かった。 ──── 結構票が集中してましたよね。あの時計隠すやつとか…。 ひげだるま: そうなんですよね。綺麗に隠してないところがまた良くて。力技で隠してるのが、あれをもっと綺麗に精巧に作っちゃってたらだめだったと思うんですよ。 ──── 確かに(笑)。 ひげだるま: あの雑なのが良かった。 ──── 本当に楽しんでいただけたようで嬉しいです。良かった。 ひげだるま: トップクラスに楽しかったですね。楽しんでる人が賞を取ってるだろうな、とも思いました。チームでも個人でも、楽しくできたところが強いんで、ハッカソンは。 ──── 次回またぜひ参加していただけたら嬉しいです。 ひげだるま: また、ぜひ! ──── ありがとうございました!

    2022.07.25
  • 「第2回ツクってアソぶハッカソン」受賞者インタビュー③ 優秀賞 意識中くらい (pvcresin & shiso & salmoncode ) さん

    2022年2月17日から25日にかけて開催された「第2回ツクってアソぶハッカソン」(通称ツクアソ)。 「時からカイホウ(開放/解放)されるサービス」をテーマに独創的な作品を見せてくれた受賞者たちのインタビューを公開します! 今回は、優秀賞を受賞したチーム「意識中くらい」のインタビューです。 意識中くらいさんの「 かわりみミーティング 」は、テレビ会議中の自分の映像をループ動画(かわりみ)に差し替えることができるというツール。ループ映像を「かわりみ」にすることで、気づかれずに離席できるという画期的なアイディアが大好評でした。 意識中くらいさんのプレゼンは 00:44:43 〜 「意識中くらい」メンバー pvcresin さん shiso さん salmoncode さん ──── 優秀賞おめでとうございます。ご参加くださりありがとうございました。「かわりみミーティング」はどなたのアイディアなんですか? pvcresin: 僕とshisoの2人です。 shiso: テーマが発表されて、当日にも少し打ち合わせしたんですけど、一旦寝てまた次の日にみんなで考えようってなったんですよ。それで次の日の集合時間にsalmoncodeくんが起きてこなかったと(笑)。それがスタートになって、なんとかネタとして着地させたってかんじですね。 ──── ちゃんと動くように持っていけたのがすごいですよね。敢えてZoomを使ったのもすごくいいと思いました。 shiso: 最初はGoogleMeetでいこうと思ったんですけど、うまくいかない部分がありまして、たまたま試したZoomで動いたので。 salmoncode: UIの問題ですね。カメラを取得するタイミングが、ユーザーの操作ごとにやっているか、読み込み時に一回きりでやってるかの違いで、決してZoomがセキュリティ的に問題あるってわけではないです。最近の、ブラウザで使うチャットってほぼWebRTCを使っているので、裏側のストリームさえ いじれればどちらでも使えるかなと思って、手近なZoomを選びました。 ──── 3人の役割分担はどういうかんじだったんですか? pvcresin: salmoncodeくんがWebRTCに詳しいので、コアな部分を主にやってもらって、それをみんなでモブプロするって形ですね。shisoくんにZoomのUIの操作や動画の作成を主にやってもらって、僕がUIやデザイン周りを担当しました。 ──── 全体でどのくらいかかったんですか? pvcresin: 夜の8時にテーマの発表があって、その日にアイディア出しして、次の日の朝も集まって…。 shiso: 2日目も大体20時ぐらいまでやって、その日のうちにコアな部分はとりあえずできたみたいなかんじですね。最終日にデザインと、機能追加できるかな、やめとこうかみたいなことを考えて。 ──── チームの3人はどういったご関係ですか? pvcresin: 大学の同期ですね。 shiso: 僕は1年浪人してるので、厳密には2人よりひとつ年上です。 ──── いいですね、大学の同期でそういう友達がいるの羨ましいです。大学卒業してからも仲が続いているのがすごい良い。 shiso: 在学中に結構ハッカソンにも出てたんです。今回はちょっと間が空いて、リハビリみたいなかんじになりましたけど、pvcresinくんから話をもらって。 ──── どうですか?久々のハッカソンは。 pvcresin: 楽しかったです。テーマが広くてアイディア出しとかも楽しかった。 ──── 今回3つのテーマから投票で決まる形でしたけど、望んだテーマでしたか? pvcresin: ばっちりでした。 ──── 運営としては今回のテーマが一番難しいと思ってたんですが…。 shiso: その分遊び甲斐というか、一番広く考えられるテーマだと思いました。 ──── 楽しんでもらえて何よりです。みなさん会社員ですよね。 pvcresin: そうですね、僕は金曜日は有給取りました。 shiso: 僕とsalmoncodeくんは実は同じ会社の違う部署に所属しているんです。2人ともエンジニアで。 ──── 実はいつsalmoncodeさんが変わり身になるかと楽しみにしてるんですけど…。 (一同笑) ──── salmoncodeさんあんまりしゃべらないから気になってるんですけど、変わり身になってますね? (salmoncodeさん、「かわりみミーティング」使ってました) salmoncode: 結構長いこと変わり身してました(笑) ──── 素晴らしい。やっぱりバレないですよこれ。 (一同笑) ──── このハッカソンへの参加の経緯を教えてください。 salmoncode: 見つけてきたのはpvcresinさんですね。 pvcresin: connpass で見つけました。 ──── たまたま出てきたんですね。ありがとうございました。 shiso: 一応前回の作品もどんなのがあったのか予習したんですけど、今回は参加者がすごく多いなと思いました。 salmoncode: 学生がいたのも面白いですよね。 ──── 物理的なモノを作っている人がいたり、バラエティーに富んでいて面白くなりました。決選投票もあって、本当に接戦でした。 shiso: 「同票!?」ってなって、熱かったですね。ハッカソンでは、しっかりした技術とネタをどう折り合いつけるか考えるんで、今回もそれを意識して出来たと思います。 ──── 最優秀賞に選ばれると思いましたか? pvcresin: 結構自信あったんですけどね(笑)。 shiso: 賞は狙ってましたもんね。 pvcresin: ちょっと惜しかったですね。やっぱりプレゼンのインパクト力についてはシミュレーション不足でした。 salmoncode: 取れると思ってました。 ──── 実際他の参加者のプレゼンを見てどう思いましたか? pvcresin: 最優秀賞を僕、すごい気に入ってて。僕らはちょっと真面目な発表スタイルに寄せすぎたなって思いましたね。 salmoncode: いい時代になったなって思いました。YouTuberだったり、主婦と子供とペアでやってますとか、僕らがハッカソン参加し出した時は、本当に僕らみたいな人たちしか参加してなかったので、それがすごい良いなって。 ──── ハッカソンも近年だいぶ参加者に幅が出てきましたよね。だからこそ面白い作品があって、我々も楽しかったです。 salmoncode: そうですね、楽しかったです。 ──── ちなみに次回は8月です。今後2月と8月に定期的に開催しようと思っていますので、ぜひまたご参加ください。 shiso: はい。今まで1ヶ月くらい時間のあるハッカソンには結構参加していたんですけど、今回短い期間でやるのは初めてで、すごく良い刺激になりました。次回もぜひ。 salmoncode: 参加したいですね。期間の長いハッカソンは、テーマも社会的なものが多くなるので、「作ることが目的です」って言い切っちゃってるのがいいな、と思いました。 ──── ではまた、夏にお会いしましょう。 pvcresin: またお願いします。

    2022.07.25
  • 「第2回ツクってアソぶハッカソン」受賞者インタビュー② 優秀賞 丑の日プロジェクト (アニー & マーク) さん

    2022年2月17日から25日にかけて開催された「第2回ツクってアソぶハッカソン」(通称ツクアソ)。 「時からカイホウ(開放/解放)されるサービス」をテーマに独創的な作品を見せてくれた受賞者たちのインタビューを公開します! 今回は、優秀賞を受賞したチーム「丑の日プロジェクト」のおふたりによるインタビューです。 「丑の日プロジェクト」は、ランダムで遅刻理由を生成し、気に入ったものを選ぶと自動で言い訳文章を待たせている相手に送信することができるというアプリ『「ちこちゃん」遅刻理由ジェネレーター』を開発。アプリの圧倒的なユニークさもさることながら、プレゼン動画のクオリティの高さも注目を集めました。プロジェクト結成の由来やハッカソン当日の状況など、楽しいお話が満載です! 丑の日プロジェクトさんのプレゼンは 01:07:28 〜 「丑の日プロジェクト」メンバー アニーさん マーク さん ──── 優秀賞受賞おめでとうございます。早速ハンドルネームの話題なんですが、どうして「アニー」と「マーク」なんですか? アニー: 僕は普段から呼ばれているニックネーム。マークは本名なんですよね。 マーク: そうなんですよ。もともとアメリカで生まれまして、その時にミドルネームとしてつけられたのが「マーク」です。アメリカではそれが一番発音しやすいのでそのまま呼ばれてます。 アニー: 「アニー」は「スター・ウォーズ」のアナキン・スカイウォーカーからです。ダース・ベイダーが好きなので…。僕もアメリカにいた時は本名を発音できる人が誰1人いなかったので、日本にいる時から使っていたニックネームをそのまま使っています。現在いる日本の職場でも「アニー」って呼ばれているので、ほぼ本名みたいな感じですね。 ──── 異色のお2人ですね。どういうご関係なんですか? アニー: 大学の3DCADのクラスで初めて出会いました。この「丑の日プロジェクト」自体はそもそも僕と僕の幼馴染の2人で始めたんですけど、マークがいてくれたらきっともっと楽しいだろうと思って、誘ったら快諾してもらえました。 ──── 「丑の日プロジェクト」という名前の由来は? アニー: 今、同席していない3人目のメンバーの「太郎」が、平賀源内が好きなんですよ。諸説ありますけど、土用の丑の日にうなぎを食べるブームの火付け役が平賀源内だというエピソードがあるじゃないですか。僕も平賀源内の、そういうちょっと意地が悪いような、賢いような発想が好きだなと思って、名前にしました。 僕的にこの3人は、妄想を実現化するために本気で取り組めるメンバーだと思っているんです。普通だったら「何に使うのそれ?」みたいなものでも、「そんなことわざわざやる必要ある?」ってことでも、実現したいと思ったからには全力でやろうって思える「プロジェクト」です。 マーク: 僕も同じですね。やっぱり僕らはエンジニアなので、ものづくりが好きなんですよ。でも仕事で自分達の好きなものを作れるわけでもない。でもこの「丑の日プロジェクト」では、僕たちの本当に作りたいものを作れる。そのためのプロジェクトだと思っています。 ──── このプレゼン動画の最初の背景、すごくかっこいいですよね。これはどなたが描かれたんですか? アニー: 丑の絵の方はプロのデザイナーをやっている友達で、題字の方はやっぱり友人の書道家に書いてもらいました。どちらもずっと丑の日プロジェクトを応援してくれている友人です。ちゃんと著作権を譲ってもらって、自由に使わせてもらっています(笑)。 ──── 大事なことですね(笑)。 ──── 今回のツクアソハッカソンにご参加いただいてありがとうございました。このハッカソンについてはどこで情報を? アニー: 僕らハッカソンがすごい好きで、週に1度は面白そうなハッカソンないかなってリサーチしてるんです。多分その中で見つけたんですけど、とにかくツクアソさんはすごく楽しそうで、HPがわかりやすかった。あと、賞品があるのも嬉しかったですね。それでメンバーで盛り上がって、今回はスケジュールの合うこの2人で出ようかって。 ──── 実際参加してみてどうでしたか?楽しんでいただけました? マーク: 楽しかったです。 アニー: 次も絶対出ようって話にもうなってます。 マーク: 次こそは最優秀賞いこうって言ってたもんね。 ──── 今回、テーマを3つの選択肢から投票で選ぶスタイルだったんですけど 、お2人が望んだテーマでしたか? アニー: 僕は確か違うものを選びました。でも結果としてはこのテーマで良かったです。アイディアもいっぱい出てきましたし、そこからいろいろ妄想も膨らんで、今回発表させていただいたもの以外にも、「これはハッカソン関係なくやろうね」って言い合える面白いものがたくさん浮かびました。そうやって他にも作りたいものが出てきたりするところが、ハッカソンの好きなところなんですけど、今回のテーマでもそう思えたのでとても良かったです。 マーク: すごい楽しかったです。「こんなものあったら便利だよね」っていうものがどんどん浮かんできて、すごく良いテーマでした。 ──── テーマが発表されて、提出期限まではどんなかんじで過ごされたんですか? アニー: 僕は今東京にいるんですけど、マークが今もカリフォルニアに住んでいるんですよ。 マーク: そうなんです。だから僕は時差の関係でオープニングには出れなくて。朝起きてアニーからのメッセージを見て、「時からカイホウされるサービス」というのを知りまして、そこからオンライン上でフローチャートどんどん作っていって、時間ができたときにZoom繋いで会話して…ってかんじで進めました。 アニー: ちょうど時差がいいかんじになってましたね。テーマが発表されてから、僕がある程度のアイディアの下地みたいなのを作って、それが出来た頃にマークが起きてくる、みたいな(笑)。そこから「あとは任せた」って僕は一旦寝て、また起きたらマークがアイディアを膨らませてて、それをもとにどうしようか僕が考えて、僕の仕事が始まる時間に今度はマークの仕事が終わるので、バトンタッチしたマークが資料を作ったり準備したりして、僕の仕事が終わった時間に2人で開発始めて…というかんじでどっちかが起きてるんですよ僕ら。 ──── いいな、交代制だ。 マーク: でももうハッカソンの当日は2人ともオールしてるんで、結局時差とか関係ないですよね。 アニー: 金曜日から土曜日にかけてはそうだね。徹夜して仕上げて。 ──── じゃあ結構余裕持ってできたかんじでした? アニー: いや、なんだかんだ結構ぎりぎりでしたね。締切の50秒前くらいまでやばいやばい言いながらやってました。 マーク: いきなり「ちこちゃん」使うところでした。 (一同爆笑) ──── たくさんアイディアが出た中で、どうしてこの「ちこちゃん」になったんですか? マーク: 僕はアメリカで生活しているんですけど、やっぱりアメリカ人って自由に生きてるんですよ。毎日楽しく、どんな小さなことでも大げさに楽しむっていうか。日本人と何が違うんだろうって考えると「時間」なんです。時間から解放されてるってことだと思うんですよ。彼らは仕事でも普通に遅れてくるんですよ。「ごめん遅れた」みたいな。学校でも先生が授業に5分くらい遅刻してくるのは普通のことですし。そういう経験を踏まえると、「時から解放される」ってことは、「遅刻を認められる」っていうことだと思いまして。そこからアイディアが出た感じですね。 ──── そっちの人たちは言い訳するんですか? マーク: します。車がパンクする人が多いですね。 (一同爆笑) マーク: 他にも「渋滞が起きた」とか「歯が痛い」とか「娘の誕生日が」とかバラエティがあって。時間には縛られずに自分のライフを楽しむんだっていうのがありますから、こっちの人は。そういうのも参考にしました。 ──── 動画がすごく印象的だったんですが…。 アニー: 僕と太郎がすごい遅刻癖があって、基本この3人で何かする時はいつもマークが待ってくれる立場にあるんですよ。今回も遅刻の言い訳メッセージはマークが担当してくれたんですけど、いかにも僕が送ったことあるようなメッセージで(笑)。そんな流れで、これは動画の方が良さが伝わりやすいだろうと思うのと同時に、実際にいつも遅刻する側の自分がやるよりも、それを客観的に見てるマークの方がうまく演技できるんじゃないかと思ってああいう形になりました。予想以上にマークがすごい良い演技してて、「こういうかんじか!」って(笑)。 マーク: 丑の日プロジェクトの強みは、全員動画が作れるところにあるんです。必要な素材を撮る環境が整っていて、編集できるスキルもあるので、せっかくだから使おうと。動画にした方が印象にも残りますし。 ──── ホームページ に掲載している他のプロダクトも楽しいものばかりですね。ネーミングは「〜ちゃん」しばりなんですか? アニー: 名前は大事ですね。プロジェクトに名前を付けた瞬間からすごい愛おしくなるんですよ。うまくいかない時も「ちこちゃん、今すぐ楽にしてあげるからね!」みたいな気持ちで、修正にも力が入ります。以前「しかくちゃん」って3Dプリンタを作った時、僕らの不注意で基盤が爆発しちゃったんですよ。その時も、「しかくちゃーん!!」って(笑)。 ──── それは面白いですね(笑)。 アニー: そういうかんじで、すごく大事にする気持ちが出てくるんですよね。女の子の名前をつけることで、「僕らが1番大事にしてあげるよ」みたいな。そういう目的もあってああいう名付けをしています。 ──── 他の人たちの作品を見てどう思いました? アニー: もちろんみなさん面白いと思いましたけど、正直最優秀賞は僕らだなって思いながら聞いてました。 マーク: 僕もまったく同じです。 (一同笑) アニー: 僕らは動画という発表スタイルで、インパクトを狙ったんですけど、紙芝居式にやってる方とかいたじゃないですか。ああいうの見て、「うわーこれめっちゃいいなー!」と思ったりしました。 ──── 全体的にクオリティの高いハッカソンでした。ちなみに次回は8月に開催予定です。是非ご参加ください。参加者がより増える予想ですが。 アニー: ぜひ参加したいです。次回もっとライバルが増えると思うとわくわくしますね。 ──── ありがとうございました!

    2022.07.22
  • 「第2回ツクってアソぶハッカソン」受賞者インタビュー① 最優秀賞 ハック無謀 (TakSan & akitam) さん

    2022年2月17日から25日にかけて開催された「第2回ツクってアソぶハッカソン」(通称ツクアソ)。 「時からカイホウ(開放/解放)されるサービス」をテーマに独創的な作品を見せてくれた受賞者たちのインタビューを公開します! 今回は、映えある最優秀賞を受賞したチーム「ハック無謀」のTakSanへのインタビュー。 パソコン上のあらゆる時計を隠してくれるという、非常にハッカソンらしい独創的なアプリを開発してくれました。その「技術の無駄遣い」ぶりが素晴らしく、絶賛の中の最優秀賞。どんなふうに開発したのか、どうしてそのアイディアに至ったのか、根掘り葉掘り聞いてみました! ハック無謀さんのプレゼンは 01:11:37 〜 「ハック無謀」メンバー TakSanさん akitam さん ──── まずはおめでとうございます。お見事でした。 TakSan :とってもありがたいです。とても楽しい、素晴らしいハッカソンを企画していただいて本当に感謝です。 ──── 楽しんでもらえたら何よりです。ハック無謀さんは今回おひとりでのご参加でしたね。 TakSan :そうですね、一応2人でやってたんですけど、ちょっと相方が忙しくなってしまって、抜けたり入ったりしてたんで、私が代表で顔を出してる感じになりました。 ──── 「ハック無謀」というチーム名はどういった理由で決めたんですか? TakSan :今回の相方とは何回か組んだことがあるんですけど、いつも力技で無謀なことをするので、そのイメージからですね。 ──── 力技感のある作品でした。 TakSan :私も個人的には力技が好きなんです。いざとなったら力技。いざとならなくても力技かもしれない(笑)。 ──── (笑)どういうおふたりなんですか? TakSan :大阪の、電子工作系とVR、MRとかのメタバースが混ざったようなサークルで知り合いました。相方もハッカソン好きで、関西でハッカソン参加したら結構な確率で出会うという…。そのうち示し合わせて出たりするようになって。ハッカソン仲間ですね。 ──── いいですね。今回のハッカソンが始まって、「時計を隠しちゃえばいいじゃん」というアイディアに至るまでどのくらいかかったんですか? TakSan :結構直感ですぐに思いついたんです。「時間をわからなくしたい」というところから入った感じですね。わからなくする方法は色々あると思ったんけど、賞は人気投票で決まると聞いていたので、できるだけ参加者の誰にでもわかるように意識して考えました。それで、一番わかりやすいのは「隠す」かなって。 ──── 「投票」も念頭にあったんですね。わかりやすくて馬鹿馬鹿しくて最高でした。ウィンドウで隠すのがたまらない。きれいに隠せてなくてはみ出しちゃってるのも味があって(笑)。 ──── アイディアはすぐ決まって、開発にかかった時間はどのくらいだったんですか? TakSan :私も相方も仕事を持っていて、木曜日のオープニングイベントの後、そこから参加者たちがみんなバリバリに始めるとは思ってなかったんですよ。それで遅れを取ってるのはわかってたんですけど、仕事はしなきゃいけないのでとりあえず仕事して、金曜日の夜10時くらいから打ち合わせを始めました。実は相方を誘ったのも金曜日の朝だったんですけど。 ──── 金曜の夜10時からだったらもう24時間切ってますね、締切まで。 TakSan :そうですね。お互いハッカソン慣れはしてたので、「明日の朝までにこういうことをしておきましょうか」だけ打ち合わせて。 ──── 開発は2人で分担してやられたんですか? TakSan :一応分担はしたんですけど、やっぱり相方が忙しくて。時計を隠すということが果たしてできるかどうかも金曜日の時点ではわからなかったんです。とりあえずベースを作ろうということで、私の方が顔認識、相方が画像認識でポップアップの方法を探る、という分担で考え始めました。ざっくり調べてオープンCVかYOLOどっちを使うか朝までに調べましょう、みたいな。朝になって、顔認識でポップアップあげるところまでなんとかいけたんで、そっちに舵を切りました。 ──── 結局完成したのはどのくらいだったんですか? TakSan :何時頃だろう?本当にやばかったんですけど、時計を隠してたんで…。 (一同爆笑) ──── 時計隠してたらいつだかわかりませんよね(笑)。 TakSan :多分4時か4時半…。時間を忘れて没頭できたことが一番良かったですね(笑)。 ──── 楽しかったですか? TakSan :楽しかったです。本当に時間を忘れてやってた感じで。 ──── ちなみにハッカソンはよく参加されるんですか? TakSan :もう二桁いってるかな。12、3回は。相方の方はもっといってると思います。 ──── どんなハッカソンが楽しかったですか? TakSan :大阪であった、デジットハッカソンっていう、ハードウェア系で3週間ぐらいの長い期間でやったやつですね。デジットっていう電子部品屋さんが主催で、そこで使えるクーポン5000円分を資金にして電子工作系の作品を作るというものでした。 ──── ハード系も結構やられるんですか? TakSan :本職は組み込みのハード系なんです。実は今回使ったような画像認識とかは専門外でした。今回、ハード系でいくのか、ソフト系でいくのか、サービス系でいくのかっていうのはかなり迷ったんです。ここ1年半くらいはオンラインのハッカソンが多くて、得意のハード系で頑張って作っても、画面できちんと見せられないと失敗しちゃうんですね。だから画面でしっかり見られて、インパクトのあるものにしようと思いました。 ──── 確かにインパクトありましたね。間違いなかった。なんの実用性もないというところが最高。 TakSan :ありがとうございます。普段から実用性のないものを作ってるんで(笑)。 ──── 「ザ・ハッカソン」という感じの作品でした。他のファイナリストプレゼンを見て、ご自分のチームが最優秀賞になると思いましたか? TakSan :まさかくるとは思わなかったです。独創的なものが多くて、人数も多かったし。正直しくじったかなーと思いながらも、とりあえずやったことは頑張って発表しようと。 ──── 刺さってましたね。コメンテーター陣にも好評でした 。 TakSan :先ほど「みんなにわかりやすく」にこだわったというお話しをしたんですけど、「なぜ時計を隠すことにしたのか?」とか、「なぜそうしたか?」を論理的に説明することに注力したので、それがちゃんと伝わってよかった。 ──── このタイトルはすぐに決まったんですか? TakSan :私が勝手に決めちゃいました。いつも作品に長い名前をつけてしまうんですよね。 ──── ProtoPedia を見ると結構長いタイトルが多いですね。「昭和育ちのおっさんたちは黒電話を携帯する夢を実現する」とか…。本当に技術の無駄遣いが多いんですね(笑)。 TakSan :基本的には無駄遣いですね。 ──── 昔から好きなんですか?無駄遣い。 TakSan :そうですね、コンテストやハッカソンに参加し出してからはそういうものばっかり作ってます。実用的な時計とかも作ってはいるんですけど、それはもう発表は全然してないですね。発表し甲斐がないというか。 ──── インスタで「映え」を気にするのと同じような感覚なんですかね(笑) TakSan :ああ、そういうかんじかもしれないですね(笑)。 ──── 本当に面白い。ふさわしい方が最優秀賞になってくれました。「ツクアソ」は、この8月にも予定してますのでぜひまた参加してください。 TakSan :楽しみにしています。 ──── ありがとうございました。

    2022.07.14
  • 「第2回ツクってアソぶハッカソン」を開催しました!

    2022年2月17日から25日にかけて「第2回ツクってアソぶハッカソン」(通称ツクアソ)を開催しました。 好評のうちに終了した1回目から約3ヶ月、今回も多くの方々にご参加いただきました! 第2回のテーマは、オープニングイベント内で投票を実施。 決定したのはこちら! 開発期限はテーマ発表から48時間後の、2022年2月19日(土) 20:00。指定の応募フォームから作品を投稿し、その中から、運営にてファイナリストを選定します。 今回ファイナリストに選出されたのは、以下の23組。 1.  GAME SAGASU KUN(うしおか) 2.  時を超えて…: いつでもオリンピック(610t) 3.  ノンビリ動画TockTubeddit(インコーズ) 4.  家出時計(ひげだるま) 5.  Let's Helper(Nao) 6.  時効(SGキャンプ一期生) 7.  懺悔室 - あなたの罪を告白してください -(KICKHOST) 8.  のび太選手権(ひつじくらぶ) 9.  CHRONO HACKER [ クロノ・ハッカー ](PULL UPS) 10.  Wikipandom(Tamegai Haruka) 11.  EGAO Meet Extension(👏👏👏) 12.  かわりみミーティング(意識中くらい) 13.  Atode(CJLC BOYS) 14.  チートバーガー🍔(イケカタチーズバーガー) 15.  ニクセン (かさ) 16.  Time Piggy Bank(SHINKAI) 17.  ドタキャンさん(ユニバック) 18.  「ちこちゃん」遅刻理由ジェネレーター(丑之日プロジェクト) 19.  時から解放されるには、そうだ時計を隠しちゃえばいい…( ハック無謀) 20.  Hit Hit Hot−Fix(チーム fkuMnk) 21.  ハッカソンジェネレータ(web-iot勉強会チーム) 22.  Ushimitsu(Kakuu!路線) 23.  timerelease(PiedPiper) ファイナリストたちは、2日後の2月25日(金)にプレゼン大会を開催。コメンテーターと参加者全員で視聴し、その場で投票を行いました。投票数が一番多かった作品が最優秀賞となります。 それぞれ1組2分30秒のプレゼンテーションと、特別ゲストとして以下の3名のコメンテーターによる講評が行われました。 ・株式会社ツクロア 秋葉秀樹さん ・株式会社ソニックガーデン 倉貫義人さん ・合同会社Have Fun Tech 曽根壮大さん 今回は前回の2倍以上の数のファイナリストが選出されましたが、どのチームも完成度が高く、またプレゼンテーションも非常に面白いものばかりでした! 結果発表 すべてのチームのプレゼンテーションが終わったら参加者全員によるオンライン投票が行われます。得票数が一番多いチームが最優秀賞となります。 ちなみに賞品はこちら。 最優秀賞:amazonギフト券10万円分 優秀賞:amazonギフト券5万円分 特別賞:作ったものにちなんだナニカ 学生賞:amazonギフト券1万円分 さて映えある最優秀賞は… ハック無謀 さんによる 「時から解放されるには、そうだ時計を隠しちゃえばいい・・・」 でした! 「時計があるから時間に縛られてしまう→時計を隠して仕舞えばいい」という発想から生まれたアプリ。PC画面に映ったどんな時計も瞬時に徹底的に隠してくれる、というものでした。 コメンテーター倉貫さんのコメント 「面白すぎる。力技で時計を隠すということに結構な技術を使っている。その馬鹿さ加減が最高。技術の無駄遣いというハッカソンの醍醐味を感じさせてくれました。」 次点となる優秀賞は、以下の3組でした。 意識中くらい さんの 「かわりみミーティング」 は、テレビ会議中の自分の映像をループ動画(かわりみ)に差し替えることができるというツール。chromeウェブストアで既に公開中だそうです。 コメンテーター秋葉さんのコメント 「人数が少ないとかなりのチャレンジになる。バレたほうが逆に面白いので、そういうゲームに使うのも良いかも」 丑之日プロジェクト さんの 「『ちこちゃん』遅刻理由ジェネレーター」 は、遅刻の理由を選択するだけで、文章を作成して相手に送信してくれるというもの。LINEやTwitterと連携しているところが実用的で便利です。 コンメーター秋葉さんのコメント「webミーティングの遅刻の言い訳にも使いたいので、Slackに連携してくれると助かる。良いアイディアです」 ひげだるま さんの 「家出時計」 は、一定の無音状態を感知すると家出してしまう「時」を「分」が補ってなんとか時間表示するという斬新なもの。フリップを使ったプレゼン方法もユーモラスで好評でした。 コメンテーター曽根さんのコメント 「発表方法も含めてアイディアが素晴らしい。本当に動くのかというライブのどきどき感もすごい」 優秀賞から外れた中から、さらに投票によって選ばれた特別賞と、学生として参加された方の中から選ばれた学生賞の二組は以下の通りです。 特別賞の ユニバック さん 「ドタキャンさん」 は、参加者のモチベーションを測定して相対評価し、イベントをキャンセルするか否かを判定してくれるアプリ。言いにくいことをアプリが言ってくれるのは非常に便利ですね。 学生賞の CJLC BOYS さん 「atode!」 は、どんなコンテンツでもワンタップでブックマークしてまとめておくことができるアプリです。忙しい時に見つけてしまった気になるコンテンツを見逃さないで済む、シンプルだけど現代人のニーズに合っている、というところが評価されました。 * * * 前回に比べてぐっと参加者も増え、より一層の盛り上がりを見せてくれました。どの参加者もいきいきと「作る」ことを楽しんでくれていることがプレゼンテーションからも伝わり、非常に良い場になったと思っています。 今後も回を重ねていく予定ですので、ぜひまたみなさん遊びに来てください! コメンテーターの感想 前回よりまたアイディアもプレゼンもワンランクレベルが上がったなという印象がありました。ハッカソンの良さである、テクノロジーを使って面白いものを作るというところもいかんなく表現されていました。楽しい時間をありがとうございました。 (曽根) 「やばいな」「くだらない」と言えるような「ツクアソ」であってほしいなと思っていたので、それにふさわしい良い作品がたくさんあってとても面白かったです。 (秋葉) 「作るのが楽しい」という原点に立ち返るために始めた「ツクアソ」ですが、まさしく最高にくだらないものに全力で技術を使うことを楽しんでくれていたと思います。非常によかった。また次回にも腕を磨いて参加してください。 (倉貫) 最後に、「遊ぶ」の「A」をみんなで掲げての記念撮影でした。お疲れ様でした! 謝辞と次回の予告 参加していただいたプログラマの皆さん、コメンテーターの皆さん、賞品提供に協賛していただいた株式会社ソニックガーデン様、ありがとうございました。 大変好評だったツクアソハッカソンは、次回2022年8月開催予定です。 以下をフォローして頂けるとお知らせします。お楽しみに! https://twitter.com/tsukuasohack

    2022.06.21
  • 「第1回ツクってアソぶハッカソン」受賞者インタビュー⑤ 学生賞 立津尚也 さん

    2021年8月20日から22日にかけて開催された「第1回ツクってアソぶハッカソン」(通称ツクアソ)。 「明日がちょっと楽しくなるサービス」をテーマに画期的な開発をしてくれた受賞者たちのインタビューを公開します! 学生として参加してくれた中から選ぶ「学生賞」。受賞したのは 「明日日記」を開発した立津尚也さんでした。 「明日日記」は、事前に明日のことを書いた文章を解析し、日記のポジティブ度を計算するシステムです。将来有望な学生として評価された 立津尚也 さんに、開発過程やご自分のことなどインタビューしました。 立津さんのプレゼンは 00:42:19〜 ──── 立津さんは現在大学生ということですが、普段はどんな勉強をされているんですか? 立津 : 武蔵野大学のデータサイエンス学部というところに所属しています。若干コンピューターサイエンスみたいなところもありまして、機械学習あたりがメインです。現在3年生なんですが、教えてもらうというよりは、自分で調べながら作るようなスタイルの授業です。提出物もいろんな形で求められるので勉強になってます。楽しい。 ──── すごくいいですね。ツクアソはどこで知ったんですか? 立津 : web系の技術や機械学習なんかもある程度力がついてきたので、何か出たいなと思ってググりました。「ツクアソ」はその中でも特別年齢制限もないし、個人参加もOKだったので、初参加でもやりやすいかなと思って応募しました。 ──── 今回のテーマが発表された時、どう思いましたか ? 立津 : 捉え方にも寄るな、と思ったんですが、直感的には「明日が楽しみ」だと予定系になるのかなー、と。 ──── すぐに着想したんですか? 立津 : 実は、エンジニアとは全然関係ない、幸せそうに生きてる人に電話したんです。 ──── 面白いですねそれ。 立津 : 年に2〜3回会うような人ですね。電話して、ハッカソンの話も一切しないで「どんなことを楽しみに生きてる?」って聞いてみました。 ──── いいアプローチですね。マーケティングからやってる。 立津 : 久しぶりに話す楽しみもありましたし。1時間くらいは自分で考えたんですけど、「楽しい」って人によって違うから、聞いてみないとわからないと思って電話しました。色々妄想できて良かったです。自分は結構おしゃべりな方なので、人と話してると2時間くらいはすぐ経っちゃうんですよね。 ──── じゃあ基本電話で、実際に作り始めたのはどのくらいでしたか? 立津 : 金曜(オープニング)から土曜にかけて寝ないで電話して、そこから2〜3時間寝て、提出ギリギリまで開発してました。ハマると2日くらいは寝ないでも大丈夫なので…。 ──── 素晴らしい。ハッカソンの理想的な過ごし方です。 立津 : 楽しかったです。 ──── なおやさんが1番最初の応募だったんですよね。締め切りよりだいぶ早い時間でした。 立津 : 実は日曜日に予定があったので、早めに応募したんです。何としても行きたかった。 ──── すごい。若さだ。元気だ。 立津 : (笑) ──── できたものに対する満足度はどうですか? 立津 : 「もっとこうしたかった」というところばかりですね。ちょっとアイディア出しに時間を取られすぎてしまったので、開発にかけられた時間が1日弱と少なかったのが…。そこにもう少し時間取れたら、周りの作品と比べた時にデザインやUIXに工夫ができたなー、とか、授業でやった自然言語処理系を組み込めたらとも思ったし…その辺は若干後悔が残ります。 ──── 実際作ってみてどうでした? 立津 : 今までの自分の持てる技術は割と発揮できたかなと思っています。本来なら新しい技術を使おうかなとも思っていたんですが、時間なくなってしまったので…。でも2、3回しかやったことのないことを1日でちゃんと形にできたのは良かったです。あと、他の参加者の方々が本当にすごくて。そういうのが聞けたのも面白かったです。 ──── 次回もぜひ参加してくださいね。 立津 : はい、是非。チーム開発もやってみたいです。 ──── お待ちしてます。どうもありがとうございました。

    2021.10.26
  • 「第1回ツクってアソぶハッカソン」受賞者インタビュー④ 特別賞 Teamカナッター さん

    2021年8月20日から22日にかけて開催された「第1回ツクってアソぶハッカソン」(通称ツクアソ)。 「明日がちょっと楽しくなるサービス」をテーマに画期的な開発をしてくれた受賞者たちのインタビューを公開します! 今回は、特別賞を受賞したチーム「Teamカナッター」さんのインタビューです。 七夕のように願い事をアップしておき、それが叶ったときにシェアできるサービス「カナッター」。優秀賞から外れた中から、さらに投票によって選ばれました! Teamカナッターさんのプレゼンは 00:07:11〜 「Teamカナッター」メンバー 時田遼介(ときたりょうすけ)さん 植木宏(うえきひろし)さん 大橋一摩(おおはしかずま)さん ──── Teamカナッターさんはどういったチームですか? 時田 :最初に私がツクアソに登録したんですけど、1人で出るのはつまらないと思って、同じ会社の植木さんと大橋さんに声をかけました。 ──── 最初にテーマを知った時どう思いましたか? 時田 :難しいテーマだなと思いました。持ち帰ってすぐに3人でミーティングしたんですが全く決まらなくて…。言葉を分解して考えてみたりもしたんですけどうまくいかなくてたまたま会社にいた人に声をかけてアイディアをもらったりしました。 ──── そこからすぐにアイディアは出ましたか? 植木 :そこからも1時間くらい出なくて、かなり迷走した末に何とか捻り出しました。技術的にも時間的にも見通しがついて、方向性も決まったので、そこからどう形にしていくかという話にシフトしました。 ──── ベースができてからはアイディアが盛り上がってきた? 時田 :そうですね、名前まで決まって。 ──── 制作の過程はをざっくり教えてください。 植木 :(オープニング)当日は話し合いで2時間ちょっとかかって、プロジェクト用意して少し作業して終わった感じですね。 大橋 :1日目にざっくり基本となる動きは作ってしまって、そこからどれだけ(楽しく)見せられるかを2日目から極めていけるように盛り込んでいきました。 ──── 役割分担はどんな風にしたんですか? 植木 :それぞれバラバラにやるのはちょっと想像つかなかったので、時間決めてzoom繋ぎっぱなしで共同編集しながら作りました。1人で書いてたらミスったりわからなくなったりするじゃないですか。そういう時に、ああじゃあここは僕が書いときます、みたいな感じで交代で。効率的にも感じました。 時田 :僕も楽しかったです。見た目のこだわりがメインだったと思うんですけども、そこを共同編集で議論しながら進めていけたので。 大橋 :普段他の人の開発風景を見ることのない立場で仕事しているんで、みんながどれくらいの速度感でやってるのかとかがわかって勉強になりました。得るものが多かった。 ──── 作品を提出した時の満足度を教えてください。 植木 :要件としては、テキストを投稿するだけのありきたりなものなので、見た目の、短冊を裏返すアイディアとか、揺らすアニメーションだとか、ランダムにフォントが変わるだとか、そこに結構時間をかけました。あの形に落ち着くことができたので、僕は満足しています。 時田 :そうですね、いい感じの動きが作れて「これは提出してもいいんじゃないか」と思えました。 大橋 :流れ星だとか、短冊が揺れる感じだとか、言葉だけではイメージがつきづらかったんですけど、実際形になってみて「おおっ」と思いましたね。「完成!」と。 ──── 自分がイメージできないものが、ハッカソンで一緒に仕上げていけるのは良い経験ですよね。どうもありがとうございました。

    2021.10.25
  • 「第1回ツクってアソぶハッカソン」受賞者インタビュー③ 優秀賞 web-iot勉強会チーム さん

    2021年8月20日から22日にかけて開催された「第1回ツクってアソぶハッカソン」(通称ツクアソ)。 「明日がちょっと楽しくなるサービス」をテーマに画期的な開発をしてくれた受賞者たちのインタビューを公開します! 今回は、優秀賞を受賞したチーム「web-iot勉強会チーム」さん。 明日のビールのワンコインつまみを楽しく選ぶというコンセプトで、Amazonから500円以下のつまみを勝手に選んで自分に贈るサービス「サプライズつまみ」。楽しさもさることながら、ビジネス展開も視野に入れられそうな可能性が評価されました。 web-iot勉強会チームさんのプレゼンは 00:32:14〜 「web-iot勉強会チーム」メンバー 加藤さん 大場さん 熊谷さん ──── web-iot勉強会チームさんはどういったチームですか? 加藤 :3人のエンジニアのチームというか、一緒に勉強している仲間ですね。 「webとかIoTのブログ」 っていうブログサイトを作ってまして、そこを中心にアウトプットをしているグループです。熊谷くんは大学時代のサークル仲間、大葉くんは親戚です。2人ともエンジニアを目指したいということだったんで、それなら一緒に切磋琢磨して勉強していこうよ、という感じで始まりました。 ──── 珍しい集まりですね。普段はどのような活動をしているんですか? 加藤: 毎週火曜日にみんなで時間決めて集まって、テーマを決めて話し合っています。最近は勉強会というか、この「サプライズつまみ」を本気でプロジェクト化しようとしているので、その話ばかりで「勉強会」という形ではなくなっちゃってますが…。 ──── そんなきっかけになって嬉しいです。「ツクアソ」についてはどこで知ったんですか? 加藤: 会社で誰かが「こんなイベントがあるぞ」って言ってて、そこからですね。ちょうどハッカソンに参加したりして実績を積みたいと思っていたところだったので、すぐに申し込みました。 ──── オープニングでテーマを最初に聞いた時どう思いましたか? 加藤: 戸惑いましたね。ぱっとは何も思いつかなくて。 ──── 「サプライズつまみ」のアイディアはどんな風に浮かんだんですか? 加藤: まず「明日楽しみだった体験って何だろう」と考えました。私、最近iPad Airを買ったんですよ。それが可愛くて仕方なくてケース買ったりペンシル買ったりそれに貼るラベル買ったりして。そういうものを今日注文したんだから今日は届かない。でも明日届く。それが楽しみだという話をしたら、熊谷がそれを発展させてくれました。我々は共通してビールが好きなので、「明日のビールを最高に美味くしてくれる何かがいいんじゃないか」と。じゃあそういうのを勝手に注文してくれたら楽しいね、みたいな感じで。 ──── 制作の過程やかかった時間を教えていただけますか? 加藤: アイディアが固まるまでは2時間くらいです。Slackで。その深夜には具体的にどうやったらいいか仕様を決め始めました。土日はまとめて時間取って、コードは私がほぼ書いてしまった感じですね。詰まると相談したり、探し物を頼んだりしながら…。本当は勝手に注文までしてしまうというところまでやりたかったんですが、どうしてもそれができなくて、そこで仕様を見直して日曜日に…。 ──── 締め切りの日の朝に「自動注文は無理だ」となったんですね。 加藤: そうです。本当はAPIを使ってパッケージ化したかったんですが、色々制約があって無理だなと思って、そうこうするうちに時間的に厳しくなってきて、間に合うようにしようと紆余曲折があって、あの形になりました。 ──── スクリプトでの応募でしたね。男らしくて良かったと思います(笑)。感銘を受けました。 加藤: そこに面白みを持っていただけたのは嬉しいです。「できることをやる」じゃなくて「面白いものを作りたい」と思ったんです。できなかったらできなかったでしょうがない、やろうとしていたことを大事にしようと。何かしら開発に関して話す場があると思ってたんで、そこで「本当はこういうことやろうとしていて、やろうとした結果できなかったよ」という話ができれば、聞いてる人の学びになるだろうと。正直これはちょっと失敗したなって思ってたんですけど、ずいぶん意外な評価をいただいて…。 ──── いや面白かったです本当に。ちなみにまだ開発を続けていらっしゃるとおっしゃってましたが、今後の展開はどうお考えですか? 加藤: はい、とりあえず商品を選ぶところをAPI化しようと思っています。あとは、アレクサを使って注文するところまでできたら。できるかはわからないんですけど、挑戦中ですね。 ──── じゃあ将来「アレクサ、いい感じのおつまみ入れて」が実現するかもしれないんですね。ぜひ頑張ってください。本日はありがとうございました。

    2021.10.25
  • 「第1回ツクってアソぶハッカソン」受賞者インタビュー② 優秀賞 KICKHOST さん

    2021年8月20日から22日にかけて開催された「第1回ツクってアソぶハッカソン」(通称ツクアソ)。 「明日がちょっと楽しくなるサービス」をテーマに画期的な開発をしてくれた受賞者たちのインタビューを公開します! 今回は、優秀賞を受賞したチーム「KICKHOST」さん。 送信したメッセージが24時間後に届くというアプリ「飛脚」を開発。手紙が届くのを待つ楽しみを再現し、受賞となりました。クオリティの高いプロモーションムービーでも楽しませてくれました。 KICKHOSTさんのプレゼンは 01:18:47〜 「KICKHOST」メンバー デザイナー:YOKIZO プログラマ:かっちゃん プログラマ:とっちー ──── KICKHOSTさんはどういったチームですか? KICKHOST :岡山を拠点に「それぞれのスキルを持ち寄り、アプリやサービスをスピーディーに創出し、利益を出す。」ことを目的として結成された、デベロッパーやデザイナーによるアライアンスチームです。集まっていろんなものを作る、サークルのような感じですね。 ──── 開発の過程について教えてください。 KICKHOST :お題が発表となった金曜日の夜のうちに方向性を決めました。土曜日は朝からひたすら動くものを開発し、土曜日の夜には8割完成していました。 今回メンバー3名のうち2名は、自宅から車で1時間くらいの海の近くのホテルに2泊3日で泊まりながら開発してきたのですが、最終の締め切りまで少し時間があったので、コンセプトムービーを撮影して作ったんです。アイデア出し→アプリ開発→コンセプト動画撮影→動画編集という順で進めて48時間でちゃんとできました。 ──── メッセージをただ送るだけじゃなく、読み上げてくれるんですよね。 そうです。ただの単純な24時間遅延するメッセージサービスになってしまうので…と一捻りして、CoeFontというサービス( https://coefont.cloud/ )を使いました。人の声をフォントのように自由につかえて、自由なテキストをその人の声で喋らせることができます。 ──── 見事に優秀賞受賞でしたね。 KICKHOST :ありがとうございます。実はKICKHOSTは日本中の数々のハッカソンに参加していて、晩年優秀賞(2位)なんです。どうしても、現実的に動くものを想像してしまい、突拍子もないアイデアが出ないというのが課題だと感じています…。 ──── 参加してみていかがでしたか? 最優秀賞の「Negotop」のアイディアが素晴らしかった。完成度も高かったですね。外部のハッカソンは久しぶりでしたが、すごく楽しかったし、いつもと違う環境でただただモノを作るのは楽しいと再認識しました。 ──── ありがとうございました。

    2021.10.25
  • 「第1回ツクってアソぶハッカソン」受賞者インタビュー① 最優秀賞 PiedPiper さん

    2021年8月20日から22日にかけて開催された「第1回ツクってアソぶハッカソン」(通称ツクアソ)。 「明日がちょっと楽しくなるサービス」をテーマに画期的な開発をしてくれた受賞者たちのインタビューを公開します! 今回は、映えある最優秀賞を受賞したチーム「PiedPiper」の3名によるインタビュー。 昨日の夜の寝言をラップ形式の音楽に変換して目覚まし音にしてくれるというユニークなアプリを開発した彼ら。開発の様子やチームの成り立ちなどお聞きしました。 PiedPiperさんのプレゼンは 00:53:05〜 「PiedPiper」メンバー 吉田早希(よしださき)さん 近藤里俊(こんどうりしゅん)さん 髙尾凌我(たかおりょうが)さん ──── 3名とも社会人1年目のチームだそうですね。どのような繋がりで今回チームを組んだんですか? 高尾 :僕と近藤が学生の頃からのハッカソン仲間です。いつもは別の2人と4人組で出ていたんですが、今回残りの2人の都合が悪いということで、新しくメンバーを探したんです。そこで僕の同期の吉田さんがハッカソンに興味があると申し出てくれて、この3人のチームに落ち着きました。 ──── そもそもこのハッカソンのことはどこで知りましたか? 近藤 :この前の週にも別のハッカソンに出ていて、次を物色していたらハッカソンのまとめサイトに掲載されていて、面白そうだなと。 ──── チーム名の「PiedPiper」というのはどこから付けたんですか? 高尾 :「シリコンバレー」という海外ドラマから…。IT企業の話で、主人公たちが所属する会社名が「PiedPier」だったんです。みんな観ていたので、「これでいいよね」と。 ──── (笑) ──── 今回のハッカソンのテーマ「明日がちょっと楽しくなるサービス」でしたが、最初に発表になった時どう思いましたか? 高尾 :そうですね、シンプルに難しいな、いろんな考え方が出来るテーマだなと思いました。その前に参加したハッカソンのテーマがかなり具体的だったので、余計に難しさを感じたというか…。 ──── 制作の過程を具体的にお聞かせいただけますか? 高尾 :オープニング(テーマ発表のイベント)が終わってからすぐに3人集まってアイディアを出し合いました。ただその日は出し合うだけで、一旦寝てから朝改めて詰めようということにして解散して、本格的に決めたのは次の日の朝からです。夜のテンションで決めるのはまずいって話になったので(笑) ──── 「Negotop」はどなたのアイディアが元になっているんですか? 近藤 :僕が音楽系のプロダクトが好きなんです。以前にも貧乏ゆすりが始まるとそのビートに合わせてラップがはじまるみたいなプロダクトを作りたいというアイディアを出していたので、そのあたりから着想しました。 ──── すごい、天才的な発想です(笑)。そのアイディアはすぐに出てきましたか? 近藤 :すぐではないですね。夜はずっとオンラインでミーティングして、やっと捻り出した感じでした。 ──── 他にも面白そうなものがたくさん出てますね。ここから時間がかかった? 近藤 :そうですね、日付変わっても話してて、3〜4時間は話したと思います。「今日を楽しくする」だと浮かびやすいんですけど、「明日」っていうのが難しくて。明日を楽しくするために今日をつまらなくする、という発想も出ました(笑)。 ──── だいぶ迷走もしたんですね。 近藤 :「明日」には「前日」が関わってくる、必ず明日の前に寝るじゃないですか。そこから睡眠時間が出てきて。最初は寝言じゃなくて寝相について考えていたんです。でも寝返りよりも寝言の方がいいんじゃないか、じゃあ寝言だけとってきてラップにしようって話になって。それだけだとつまらないんでそれを目覚まし音にすると面白いんじゃないか…という風に進みました。 ──── 決まった日に寝言を録音したりしてみました? 近藤 :しました。吉田さんが既存のアプリを教えてくれて。 吉田 :でも誰も寝言を言ってなかったんですよね(笑)。 ──── (笑) 近藤 :その時点ではもうデザインも一応考え始めていました。僕と吉田さんで。 ──── 3人の役割分担はどんな感じだったんですか? 近藤 :僕と吉田さんがフロント兼デザイナーみたいなところで…。 高尾 :僕がインフラ系とバックを担当しました。 ──── 役割の負担ってどうしても均等にならないと思いますがその辺りは? 高尾 :そうは言っても、近藤が以前軽く作っていたものがあったり、外部記事から知識引っ張ってきたりしていたのでそんなには…。 吉田 :今回私だけハッカソン初参加だったんです。それに対して高尾くんと近藤くんは慣れもあり、知識もあり、どうしても私がお手伝いさせてもらうみたいな部分が多かったので、まあ均等ではなかったですね。 ──── 本格的に作り出したのはまた次の日から? 高尾 :そうです。zoomを繋ぎっぱなしにして、それぞれがやれることを各自やりつつ丸一日…もう本当にギリギリまで作ってました。 ──── この作品が最後の応募でした。ギリギリまで作り込んで、思うところまでできましたか? 近藤 :最初に設定した、マストの最低ラインまではできたかなって思ってます。 ──── 応募した時の手応えは? 高尾 :できた瞬間には、ああこれは入賞は確実だろうなとは思いました。正直なこと言うと、応募した瞬間は「これトップだろ」って3人全員が思ったんですけど、飛脚(優秀賞 KICKHOST制作『飛脚』)の発表見た時に「これどっちだろうな」って話はしてました。 近藤 :すごい良かったよねあれ。 ──── 結果最優秀賞でしたね。改めておめでとうございます。プレゼンのクオリティも高かったと思いました。あれはどなたが? 吉田 :プレゼンしたのは私なんですけど、全員で作りました。コメントも盛り上がっててすごく嬉しかった。 ──── 吉田さんは初めてのハッカソンどうでした? 吉田 :楽しみながら参加させてもらえてありがたかったです。正直ハッカソンは、全然眠れなかったり意見が対立したりしてもっとピリピリしてるイメージがあったので…。でも「ツクアソ」ではそんなことはなく。雰囲気もよかったですし睡眠も取れましたし(笑)。 ──── 次回もぜひご参加いただきたいです。持ち前のユニークなアイディアで。 近藤 :しょうもないアイディアめっちゃ出しますよ、僕たちのチームは。2連覇する気持ちでぜひ参加したいです。 ──── ありがとうございました。

    2021.10.25
  • プログラマたちの腕試しのお祭り「第1回ツクってアソぶハッカソン」を開催しました!

    2021年8月20日から22日にかけて「第1回ツクってアソぶハッカソン」(通称ツクアソ)を開催しました。 ツクアソは、1日目の夕方に発表されたテーマに沿ったアプリを、3日目の夕方までの48時間で開発しきるハッカソンです。完全オンラインでの開催で、チームでも個人でも参加できます。 記念すべき第1回となる今回のテーマは「明日がちょっと楽しくなるサービス」です。 テーマ発表後、参加者の皆さんはアイデアを練り、プログラミングをしてアプリを仕上げていきます。3日目の夕方には実際に動く状態にして提出してもらいました。それで開発は終了です。 そして開催後から1週間後の8月27日に、プレゼン大会&表彰式が行われました。エントリーされた皆さんによるアプリのプレゼンテーションが行われて、視聴者による投票で賞が決まります。 今回は、以下の総勢9組のファイナリストによるプレゼン大会となりました。(ちなみに、発表順は実行委員長によるライブコーディングで作ったランダム順番プログラムによるものです。) 1.カナッター(Teamカナッターさん) 2.こどもチャット(hiroponさん) 3.サプライズつまみ(web-iot勉強会チームさん) 4.明日日記(なおやさん) 5.NEGOTOP(PiedPiperさん) 6.きのあり(mat_akiさん) 7.Fun Todo(萩原崇之さん) 8.飛脚(KICKHOSTさん) 9.ダジャレシステム(山本和久さん) それぞれ1組5分程度のプレゼンテーションと、特別ゲストとして以下の3名のコメンテーターによる講評が行われました。 ・株式会社ツクロア 秋葉秀樹さん ・株式会社ソニックガーデン 倉貫義人さん ・合同会社Have Fun Tech 曽根壮大さん 提出されたアプリとプレゼンテーションは、どのチームのアイデアも素晴らしく、アプリの完成度も高く、48時間でアイデア出しからプログラミングまで行ったとは思えないものばかりでした。 結果発表 すべてのチームのプレゼンテーションが終わったら投票タイムです。表彰式に参加された全員による投票で決まる公平な多数決による審査です。(なので、審査員ではなくコメンテーターなのです) 第1回の最優秀賞は、チーム「PiedPiper」による「Negotop」でした! Negotopは、昨日の夜の寝言をラップ形式の音楽に変換して目覚まし音にしてくれるアプリ。自分の寝言がどんなことを言っていて、それがどんな音楽になるのか、明日の朝が楽しみになります。 コメンテーター倉貫さんのコメント「明日を楽しくするというテーマから、寝言にいった発想が天才的でした。こういった自分で想定できない何かを出してくれるのは、明日をワクワクさせてくれますね。デザインも完成度も素晴らしかったです。」 PiedPiperチームは、全員が社会人1年目の3人組のチームだそうで、それも驚きで将来がとても楽しみです。 次点となる優秀賞は、以下の2組でした。 KICKHOSTチームの「飛脚」は、手紙が届くのを待つ楽しみを再現した、送信から24時間経ってからメッセージを届けられるアプリです。なんと気合の入ったムービーまで作ってくれました。 コメンテーター秋葉さんのコメント「ムービーに本気を感じました。田舎の母親に手紙を送るみたいに、メールだけじゃなくモノも送れたりすると、さらに待つ楽しみが増しそうです。」 web-iot勉強会チームの「サプライズつまみ」は、明日のビールのワンコインつまみを楽しく選ぶというコンセプトで、Amazonから500円以下のつまみを勝手に選んで自分に贈るサービスです。 コメンテーター曽根さんのコメント「アイデアがすごい良い。Amazonだけでなく楽天とかも対応としたり、おつまみ以外のお花とか、ビジネスとして展開できそうで可能性を感じました。」 優秀賞から外れた中から、さらに投票によって選ばれた特別賞と、学生として参加された方の中から選ばれた学生賞の二組は以下の通りです。 特別賞のカナッターは、七夕のように願い事をアップしておき、それが叶ったときにシェアできるサービスです。今回はトップバッターで発表してくれました。 学生賞の明日日記は、明日のことを事前に書いて、文章解析をして日記のポジティブ度を計算するシステムです。学生のうちから、ここまで開発できると将来有望ですね。 * * * 今回は最後には、投票による最優秀賞・優秀賞を決めましたが、表彰されるかどうか関係なく、どのチームどの参加者も、まずは作ることそのものを楽しんでくれているのが、プレゼンテーションから伝わってきました。 ある参加者は、自分が試したことのない新しい技術を試す場として参加し、ある参加者は、普段から解決したかった問題をハッカソンに絡めて解決する機会として参加していました。 参加の動機は、それぞれ違うけれど、誰もが作る過程を楽しんでくれているのは、ツクアソの「ツクってアソぶ」を体現してくれてるようでした。 実行委員長のコメント 参加者の皆さんが、プログラミングを純粋に楽しんでくれているのが伝わってとても嬉しかったです。私は、主催する立場だったので応募と発表はできませんでしたが、同じテーマ、同じ時間でプログラミングをして遊んでました。第2回では、主催者と参加者の立場を両立できるように運営方法を工夫したいなと思ってます(笑)。 謝辞と次回の予告 参加していただいたプログラマの皆さん、コメンテーターの皆さん、賞品提供に協賛していただいた株式会社ソニックガーデン様、ありがとうございました。 大変好評だったツクアソハッカソンは、次回2021年冬〜2022年の春にかけて開催予定です。 以下をフォローして頂けるとお知らせします。お楽しみに! https://twitter.com/tsukuasohack

    2021.08.30
協賛 プライバシーポリシー お問い合わせ