「第8回ツクってアソぶハッカソン」を開催しました!

2025.05.01

2025年2月21日から28日にかけて「第8回ツクってアソぶハッカソン」(通称ツクアソ)を開催しました。

今回参加したのはツクアソ史上最多の24組。ハード・ソフトが入り乱れ、ますますの盛り上がりを見せる戦いとなりました。

さて、そんな今回のテーマは…

\どん!/


開発期限はテーマ発表から72時間後の、2025年2月24日(月) 20:00。指定の応募フォームから作品を投稿し、動作する作品はすべてファイナリストとなります。

今回のファイナリストは以下の24組!
 

  1. 1年に1回しか引けない占い!(dai)
  2. Packet Gift(ねっとわーく専攻 )
  3. Time Capsule | 未来の自分へ今の想いを残そう(dai)
  4. ネタフェイク画像作成(KICKHOST)
  5. 彦星浮気チェッカー(カルピスだけじゃだめですか?)
  6. クイズ再会は1年後(ZEN SELECT)
  7. 自分だけのボージョレ・ヌーヴォーのキャッチコピーを作ろう!(nabesan)
  8. シャトルランブースター「らんちゃん」(丑之日プロジェクト)
  9. 1年に1度だけログインボーナスが貰えるゲーム(モモンガムササビ)
  10.  New Year's Card Generator(dai)
  11.  ウソニュースメーカー(umikun-summer)
  12.  サンタさんとはなそう!(コミットしちゃったズ)
  13.  Once a Star(nobo)
  14.  KABOOM(Pied Piper )
  15.  Otoshidama Bot(OUOB)
  16.  誕生日クーポン(webio)
  17.  年に一度だけだから…仲良くしよ?(鹿ちゃん)
  18.  FC365(ひげだるま )
  19.  4maruGen(Beaver's Hive)
  20.  ZIKKAん(チームKTN)
  21.  年1投稿SNS「ANewal」(久保オチ物語)
  22.  1年に1度だけ使いたいものを入れる宝箱を作った(TakSan)
  23.  #秒速で逢いたいっ!(ねむみ)
  24.  Room Pikapika Game(おむすびのカフェイン)


ファイナリストたちは、それぞれ2分のプレゼンを実施し、参加者全員が視聴。投票フォームに得点を記入するという審査方法です。

「1年に1度」をポジティブに捉えるか、ネガティブに捉えるかで解釈の幅が広く、いつも以上にそれぞれのアイデアが冴えるテーマとなりました!

結果発表

すべてのチームのプレゼンテーションが終わると、集計が行われ、得票数が一番多いチームが最優秀賞となります。
ちなみに賞品はこちら。

最優秀賞:amazonギフト券10万円分
優秀賞:amazonギフト券5万円分
特別賞:ツクったものにちなんだナニカ
学生賞:amazonギフト券1万円分
 
 
さて映えある最優秀賞は…
「Beaver's Hive」さんによる「4maruGen」でした!



Beaver's Hiveさんの作品「4maruGen」は、自撮りした写真を証明写真風や背景付きなど、いい感じに補正してくれるアプリです。

流行りの画像生成AIを使用したプロダクトで、シンプルかつ優秀。SNSなど公式に使いたい写真が必要になる時期も「1年に1度くらい」と、絶妙にテーマにマッチしていました。あまりのクオリティの高さに正式リリースを待ち望む声も聞かれたお役立ちアプリです。

次点となる優秀賞は2チームを選出。まず1チーム目はこちら。


鹿ちゃんさんの「年に一度だけだから…仲良くしよ?」は、社会人の誰もが忌み嫌う年末調整と確定申告をテーマとした恋愛ノベルゲーム。年末調整の「ねねちゃん」と確定申告の「かなちゃん」と仲良くなるための正しい分岐を選んでいくことでハッピーエンドを目指します。

生成AIなどは使用せず、妄想力のみで組み立てたという本作は、ノベルゲームとしての完成度が高く、税金に関する豆知識を散りばめるという細やかさ、画面の華やかさなど多くの評価ポイントがありました。

お次は優秀賞2チーム目。


ハードでの参加を続ける丑の日プロジェクトさん。今回の「シャトルランブースター『らん』ちゃん」は、その名のとおり、シャトルランにおけるチート行為をするためだけのプロダクトです。

ラインに届かなかったつま先を手元のスイッチで伸ばす、というシンプルな動きですが、シャトルラン自体の邪魔にならないよう細やかな気遣いにあふれた機構。シャトルランのルールを熟知しているというニッチな面白さ、高度な技術力、目の付け所など話題をさらった作品でした。

運営のお気に入り。個性がきらりと光るプロダクトに与えられる特別賞は、おむすびのカフェインさんの「Room Pikapika Game」となりました。


大掃除をRPG風のToDoリストで楽しく終わらせることのできるプロダクトです。ファミコン風のゲーム画面から、掃除したい場所を選び、クエストをこなすことでタスク完了となります。

お掃除のための豆知識を授けてくれたり、討伐(掃除)が完了すると村人がお礼の言葉を言ってくれたりと作り込まれており、大掃除を何とか楽しめるようにとさまざまな工夫が散りばめられています。発想が楽しく、世界観がしっかりとしている良作です。

そして、学生として参加された方の中から選ばれる学生賞。コミットしちゃったズさんの「サンタさんとはなそう!」に決定しました。



子どもとサンタさん専用のリアルチャットアプリ。プレゼントに対するお互いの認識の齟齬を防ぐために開発されました。

プライベートチャットであるという体での認証機能、かわいらしいグラフィックなど、全体的に非常に丁寧に作られていること、また「サンタさんとのすれ違いによって起こりがちな『がっかりプレゼント』を防ぎたい」というほほえましい発想が評価されました。

* * *


今回のテーマは「1年に1度だけ使いたいもの」でした。
「1年に1回」のイベントをどう発想するか、アイデア力が問われましたね。
相変わらず発想力と妄想力に優れた参加者の面々でしたが、笑いをさそうもの、思わず関心してしまうもの、真面目に実用的なものが集まり、よりアイデアの幅の広い回になったと思います。

今回も全力で一緒に遊んでいただき、どうもありがとうございました。

みなさんおつかれさまでした!


最後に恒例の集合写真です。「遊ぶ」の「A」をみんなで掲げての記念撮影。

当日の様子は以下からご視聴いただけます。


謝辞と次回の予告

第8回も、参加者の皆さんとともに無事閉会することができました。皆さんいつも全力で遊んでいただき、運営一同大変うれしく思っています。
参加していただいたプログラマの皆さん、今回もありがとうございました!

次回は2025年8月21日開催予定です。
以下をフォローして頂けるとお知らせします。お楽しみに!
https://twitter.com/tsukuasohack