「第5回ツクってアソぶハッカソン」を開催しました!

2023.11.02

2023年8月17日から25日にかけて「第5回ツクってアソぶハッカソン」(通称ツクアソ)を開催しました。

夏真っ盛りの第5回、相変わらずのユニークなテーマを前に、外気温と同じくらい熱い戦いを繰り広げていただきました!

テーマはすっかり定着した投票制で決定。さて、今回のテーマは…

\じゃかじゃん!/


開発期限はテーマ発表から48時間後の、2023年8月19日(土) 20:00。指定の応募フォームから作品を投稿し、動作する作品はすべてファイナリストとなります。

今回は以下の13組となりました!
 

  1. なるほどですね。(ZEN SELECT)
  2. すみません、 ちょっと急な連絡が…!(nitami)
  3. スマート会計(チーム富士山)
  4. SPY TOOL(スパイツール製作所)
  5. 蚊ン忍具(シーズン2)
  6. お言葉サロン(コースター)
  7. To RAVEる -とらべる-(ユニバック)
  8. BanBanBan(まっつぁん)
  9. GegeloMap(PiedPiper)
  10. Don't cunning! Think.(ぅゅ...ぷんぽぷんぽ)
  11. 大人の事情で使えなくなった LINE CLOVA をズル賢く復活させる演出⁉(TakSan)
  12. さだこちゃん(丑之日プロジェクト)
  13. ぶんしょう更生(くま)


ファイナリストたちは、それぞれ3分のプレゼンを実施し、コメンテーターと参加者全員が視聴。投票フォームに得点を記入するという審査方法です。

発想力が問われる今回のテーマ。難しさをものともせず、期待を大きく上回る面白楽しいプロダクトが満載でした。

結果発表

すべてのチームのプレゼンテーションが終わると、集計が行われ、得票数が一番多いチームが最優秀賞となります。
ちなみに賞品はこちら。

最優秀賞:amazonギフト券10万円分
優秀賞:amazonギフト券5万円分
特別賞:作ったものにちなんだナニカ
学生賞:amazonギフト券1万円分
 
 
さて映えある最優秀賞は…
チーム「ZEN SELECT」による「なるほどですね。」でした!



「なるほどですね」という相槌のキーワードを合図に、わからない単語などをAIが検索して、接続したイヤホンからこっそり音声で教えてくれるというアプリ。会議中や商談中に知らないワードが飛び出してきても慌てずに対処してくれる優れものです。

使用中でもばれないように時計が表示されるというところが面白く、情報取得の成否をさりげなくインジケーターで知らせてくれるという配慮も素晴らしい設計でした。画面がスタイリッシュというところも高評価の作品です。
 
次点となる優秀賞は、以下の2チーム。


チーム「PiedPiper」さんの「GegeloMap」は、ユーザーが夜の街で粗相をした際にその場所を登録。蓄積された情報から、あらかじめ汚物を避けて通ることができるというアプリでした。

大人なら誰しも見かけたことのある夜の路上のゲロ。できれば避けたい、と「みんなが思うもの」という目の付け所が面白く、また大人ならではの発想にも注目が集まりました。



「シーズン2」さんの「蚊ン忍具」は、モスキート音を使ってモールス信号を送るというアプリでした。試験監督には聞かれずにクラスメイトにだけに分かる信号を送るという発想が画期的でユニークです。

「試験のカンニング」という非常に学生らしいストレートな発想ながら、モスキート音を使うというギミックが大変面白い作品です。モールス信号を解読できないと全く役に立たないという絶妙なふざけ具合も高評価でした。


運営のお気に入り。個性がきらりと光るプロダクトに与えられる特別賞は、「TakSan」さんの「大人の事情で使えなくなったLINE CLOVAをズル賢く復活させる演出!?」です。


「カンニング=cunning=ずる賢い」という単語の意味から着想した作品。サービス終了してしまったLINE CLOVAを、Raspberry Piを使って魔改造して再び蘇らせるというプロダクトでした。

ツクアソ常連のTakSanの確かな実力と斜め上を行く発想力がいかんなく発揮されており、高評価となりました。何もかもが異彩を放っている作品は、TakSanのProtoPediaにも公開されています。


そして、学生として参加された方の中から選ばれる学生賞。今回は学生の参加者が、既に優秀賞を受賞されている「シーズン2」さんだけということもあって、割愛されました。


次回、より多くの学生参加者もお待ちしております!!

* * *


今回のテーマは「大人のカンニング」でした。
大人ともなるとカンニングをしたいシチュエーションも実にさまざまです。今まで以上に自由な発想が多くみられ、また技術を全力で無駄遣いしてくださる姿も大変多くみられました。まさにツクアソの本懐を果たしていただいた回になったと思っています!
今回も全力で一緒に遊んでいただき、どうもありがとうございました。

みなさんおつかれさまでした!


最後に恒例の集合写真です。「遊ぶ」の「A」をみんなで掲げての記念撮影でした。お疲れ様でした!

当日の様子は以下からご視聴いただけます。


謝辞と次回の予告

早いもので、ツクアソも第5回となりました。こうやって毎回参加してくださる方がいることで成り立っています。本当にありがたく思っております。
参加していただいたプログラマの皆さん、賞品提供に協賛していただいた株式会社ソニックガーデン様、今回もありがとうございました!

半年ごとの定期開催が定着しつつあるツクアソハッカソン、次回は2024年2月開催予定です。
以下をフォローして頂けるとお知らせします。お楽しみに!
https://twitter.com/tsukuasohack