「第2回ツクってアソぶハッカソン」受賞者インタビュー⑥ 学生賞 CJLCBOYS (Samrat & Danial ) さん

2022.08.01

2022年2月17日から25日にかけて開催された「第2回ツクってアソぶハッカソン」(通称ツクアソ)。
「時からカイホウ(開放/解放)されるサービス」をテーマに独創的な作品を見せてくれた受賞者たちのインタビューを公開します!

今回は、学生賞を受賞したチーム「CJLCBOYS」のインタビューです。

CJLCBOYSさんの「atode!」は、どんなコンテンツでもワンタップでブックマークしてまとめておくことができるアプリです。忙しい時に見つけてしまった気になるコンテンツを見逃さないで済む、シンプルだけど現代人のニーズに合っている、というところが評価されました。


CJLCBOYSさんのプレゼンは 00:48:24 〜


「CJLCBOYS」メンバー
Samrat(サムラット)さん
Danial(ダニエル)さん

──── ご参加いただいてありがとうございました。学生賞受賞おめでとうございます。
Samrat・Danial:ありがとうございます。
──── このハッカソンはどこで見つけたんですか?
Samrat:Danialが「connpass」で見つけて、誘ってくれました。ハッカソンは初めてだったのですが、春休みにyoutubeとか見て時間を潰すより、友達と何か作ったりしたかったので。
──── 今回「時からカイホウ(解放/開放)されるサービス」というテーマでしたが、ピンときましたか?
Samrat:実はあまりピンと来なくて、僕もDanialも日本語があまり得意じゃないので、日本語が得意な友達に意味を聞いたりしました。
──── これは日本語話者でも解釈が難しいテーマでしたね。この「atode!」を作ろうと決めるまで時間がかかったんですか?
Samrat:初日はアイディアだけ考えて、次の日も1時間くらいアイディア出しをしました。
Danial:初日にいろいろアイディアを出したんですが、結局どれが一番いいのか決まらず、とりあえず次の日の朝からミーティングしようってなって。
──── 最終的にはどうやって決めたんですか?
Samrat:初日は、僕が出したアイディアはDanialが好きじゃない、Danialが出したアイディアは僕が好きじゃないとなってしまって(笑)。2日目にDanialが出したアイディアが良かったので、僕が少し広げる形で決まりました。
Danial:朝、私はジムに行くんですけど、そこでアイディアを揉みながらトレーニングしていて、「atode!」を思いついたんです。Samratもきっと同じような経験があるだろうと思って知らせたら、すぐに同意してくれて。
──── 実際アイディアを形にしていくときはどういう分担で作業したんですか?
Danial:Samratはバックエンドが得意なので担当してもらって、僕はフロントエンドを担当しました。
Samrat:でもDanialもバックエンド手伝ってくれたよね。
Danial:一応ね(笑)。結局一緒にやる部分は必ずあるから。
──── 開発はスムーズにいきました?
Samrat:多少の問題はありましたけど、なんとかなりました。
Danial:意外とスムーズだったよね。私の作業に問題が出るとSamratが手伝ってくれて、その間に私が次に何をやるべきかを考えて、Samratの作業が終わる頃に残りのタスクを提示して、分担して…という流れでした。
──── いい感じに協力し合ってできたんですね。
Danial:2人だったから良かったのかもしれません。もっと人数が多かったら、分担が難しくなったと思います。
──── 土曜日の20時が締め切りでしたが、どのくらいで完成しましたか?
Samrat:18時位でしたね。
──── 結構ぎりぎりまでがんばりましたね。
Samrat:実はDanialも僕も18時以降に予定があったので、それまでに終わらせたかったんです。
Danial:でも最後の1時間で不具合が出たんです。リマインダを設定しても出ないっていう基本的な不具合で。それじゃ使えないからSamratがすごく慌ててましたね。私はプレゼンを準備していたので、その辺知らないんですけど、あれどうやって解決したの?
Samrat:それはちょっと考えたりGoogleでいろいろ探したりしたら解決できたの。特に工夫がないね(笑)。
──── 次の予定までぎりぎりのスリルも味わいつつ、楽しくハッカソンできたんですね。
Samrat:楽しかったです。
Danial:本当に楽しかった。終わった後すぐSamratに、また別のハッカソンに参加しようって言いました。今回すごく楽しかったので、賞がもらえるとかそういうことがわかる前にまたSamratとハッカソンに出たいと思いました。
──── それは最高ですね。嬉しい感想です。
Samrat:春休みが終わる前にもうひとつくらいハッカソンに出ようと思っています。
──── お2人はどういうご関係なんですか?
Samrat:日本語学校が同じだったんです。大阪の日本語学校で1年間一緒に勉強していました。僕はその後大阪の大学に入って、Danialは東京の大学に。
Danial:日本語学校でSamratはプログラミングが得意なことで有名だったので、このハッカソンを知ったときすぐ連絡しました。
──── 他の人のプレゼンや作品見てどう思いました?
Danial:他のチームのプレゼンを見るたびに、Samratが必ず「素晴らしいアイディアだ!」と興奮してましたね。
Samrat:こんなに創造的な人たちがいるのか!と驚きました。
Danial:私たちの作品は割と真面目だったので。
──── 真面目に課題を解決しようとする、真っ当なプロダクトでしたね。
Danial:だから本当に面白いアイディアがたくさんあって、良かったよね。
Samrat:遅刻した時に言い訳するやつとか。
Danial:それが本当に面白かった。
Samrat:その発表もとてもよかった。
Danial:動画もアイディアも面白かった。あれは私にとってとても必要なものでしたし(笑)。
──── 次のツクアソは8月に開催します。2月と8月の年に2回のサイクルにするつもりで。
Danial:本当ですか?またやろう、Samrat。
Samrat:うん、またやろうよ。
Danial:ツクアソはすごく良いハッカソンだと思います。1年に2回あるのが嬉しいです。
──── ぜひご参加ください。ありがとうございました!