2022年2月17日から25日にかけて「第2回ツクってアソぶハッカソン」(通称ツクアソ)を開催しました。
好評のうちに終了した1回目から約3ヶ月、今回も多くの方々にご参加いただきました!
第2回のテーマは、オープニングイベント内で投票を実施。
決定したのはこちら!
開発期限はテーマ発表から48時間後の、2022年2月19日(土) 20:00。指定の応募フォームから作品を投稿し、その中から、運営にてファイナリストを選定します。
今回ファイナリストに選出されたのは、以下の23組。
1. GAME SAGASU KUN(うしおか)
2. 時を超えて…: いつでもオリンピック(610t)
3. ノンビリ動画TockTubeddit(インコーズ)
4. 家出時計(ひげだるま)
5. Let's Helper(Nao)
6. 時効(SGキャンプ一期生)
7. 懺悔室 - あなたの罪を告白してください -(KICKHOST)
8. のび太選手権(ひつじくらぶ)
9. CHRONO HACKER [ クロノ・ハッカー ](PULL UPS)
10. Wikipandom(Tamegai Haruka)
11. EGAO Meet Extension(👏👏👏)
12. かわりみミーティング(意識中くらい)
13. Atode(CJLC BOYS)
14. チートバーガー🍔(イケカタチーズバーガー)
15. ニクセン (かさ)
16. Time Piggy Bank(SHINKAI)
17. ドタキャンさん(ユニバック)
18. 「ちこちゃん」遅刻理由ジェネレーター(丑之日プロジェクト)
19. 時から解放されるには、そうだ時計を隠しちゃえばいい…( ハック無謀)
20. Hit Hit Hot−Fix(チーム fkuMnk)
21. ハッカソンジェネレータ(web-iot勉強会チーム)
22. Ushimitsu(Kakuu!路線)
23. timerelease(PiedPiper)
ファイナリストたちは、2日後の2月25日(金)にプレゼン大会を開催。コメンテーターと参加者全員で視聴し、その場で投票を行いました。投票数が一番多かった作品が最優秀賞となります。
それぞれ1組2分30秒のプレゼンテーションと、特別ゲストとして以下の3名のコメンテーターによる講評が行われました。
・株式会社ツクロア 秋葉秀樹さん
・株式会社ソニックガーデン 倉貫義人さん
・合同会社Have Fun Tech 曽根壮大さん
今回は前回の2倍以上の数のファイナリストが選出されましたが、どのチームも完成度が高く、またプレゼンテーションも非常に面白いものばかりでした!
結果発表
すべてのチームのプレゼンテーションが終わったら参加者全員によるオンライン投票が行われます。得票数が一番多いチームが最優秀賞となります。
ちなみに賞品はこちら。
最優秀賞:amazonギフト券10万円分
優秀賞:amazonギフト券5万円分
特別賞:作ったものにちなんだナニカ
学生賞:amazonギフト券1万円分
さて映えある最優秀賞は…
ハック無謀さんによる「時から解放されるには、そうだ時計を隠しちゃえばいい・・・」でした!
「時計があるから時間に縛られてしまう→時計を隠して仕舞えばいい」という発想から生まれたアプリ。PC画面に映ったどんな時計も瞬時に徹底的に隠してくれる、というものでした。
コメンテーター倉貫さんのコメント「面白すぎる。力技で時計を隠すということに結構な技術を使っている。その馬鹿さ加減が最高。技術の無駄遣いというハッカソンの醍醐味を感じさせてくれました。」
次点となる優秀賞は、以下の3組でした。
意識中くらいさんの「かわりみミーティング」は、テレビ会議中の自分の映像をループ動画(かわりみ)に差し替えることができるというツール。chromeウェブストアで既に公開中だそうです。
コメンテーター秋葉さんのコメント「人数が少ないとかなりのチャレンジになる。バレたほうが逆に面白いので、そういうゲームに使うのも良いかも」
丑之日プロジェクトさんの「『ちこちゃん』遅刻理由ジェネレーター」は、遅刻の理由を選択するだけで、文章を作成して相手に送信してくれるというもの。LINEやTwitterと連携しているところが実用的で便利です。
コンメーター秋葉さんのコメント「webミーティングの遅刻の言い訳にも使いたいので、Slackに連携してくれると助かる。良いアイディアです」
ひげだるまさんの「家出時計」は、一定の無音状態を感知すると家出してしまう「時」を「分」が補ってなんとか時間表示するという斬新なもの。フリップを使ったプレゼン方法もユーモラスで好評でした。
コメンテーター曽根さんのコメント「発表方法も含めてアイディアが素晴らしい。本当に動くのかというライブのどきどき感もすごい」
優秀賞から外れた中から、さらに投票によって選ばれた特別賞と、学生として参加された方の中から選ばれた学生賞の二組は以下の通りです。
特別賞のユニバックさん「ドタキャンさん」は、参加者のモチベーションを測定して相対評価し、イベントをキャンセルするか否かを判定してくれるアプリ。言いにくいことをアプリが言ってくれるのは非常に便利ですね。
学生賞のCJLC BOYSさん「atode!」は、どんなコンテンツでもワンタップでブックマークしてまとめておくことができるアプリです。忙しい時に見つけてしまった気になるコンテンツを見逃さないで済む、シンプルだけど現代人のニーズに合っている、というところが評価されました。
* * *
前回に比べてぐっと参加者も増え、より一層の盛り上がりを見せてくれました。どの参加者もいきいきと「作る」ことを楽しんでくれていることがプレゼンテーションからも伝わり、非常に良い場になったと思っています。
今後も回を重ねていく予定ですので、ぜひまたみなさん遊びに来てください!
コメンテーターの感想
前回よりまたアイディアもプレゼンもワンランクレベルが上がったなという印象がありました。ハッカソンの良さである、テクノロジーを使って面白いものを作るというところもいかんなく表現されていました。楽しい時間をありがとうございました。(曽根)
「やばいな」「くだらない」と言えるような「ツクアソ」であってほしいなと思っていたので、それにふさわしい良い作品がたくさんあってとても面白かったです。(秋葉)
「作るのが楽しい」という原点に立ち返るために始めた「ツクアソ」ですが、まさしく最高にくだらないものに全力で技術を使うことを楽しんでくれていたと思います。非常によかった。また次回にも腕を磨いて参加してください。(倉貫)
最後に、「遊ぶ」の「A」をみんなで掲げての記念撮影でした。お疲れ様でした!
謝辞と次回の予告
参加していただいたプログラマの皆さん、コメンテーターの皆さん、賞品提供に協賛していただいた株式会社ソニックガーデン様、ありがとうございました。
大変好評だったツクアソハッカソンは、次回2022年8月開催予定です。
以下をフォローして頂けるとお知らせします。お楽しみに!
https://twitter.com/tsukuasohack