2021年8月20日から22日にかけて開催された「第1回ツクってアソぶハッカソン」(通称ツクアソ)。
「明日がちょっと楽しくなるサービス」をテーマに画期的な開発をしてくれた受賞者たちのインタビューを公開します!
学生として参加してくれた中から選ぶ「学生賞」。受賞したのは 「明日日記」を開発した立津尚也さんでした。
「明日日記」は、事前に明日のことを書いた文章を解析し、日記のポジティブ度を計算するシステムです。将来有望な学生として評価された立津尚也さんに、開発過程やご自分のことなどインタビューしました。
立津さんのプレゼンは 00:42:19〜
──── 立津さんは現在大学生ということですが、普段はどんな勉強をされているんですか?
立津:武蔵野大学のデータサイエンス学部というところに所属しています。若干コンピューターサイエンスみたいなところもありまして、機械学習あたりがメインです。現在3年生なんですが、教えてもらうというよりは、自分で調べながら作るようなスタイルの授業です。提出物もいろんな形で求められるので勉強になってます。楽しい。
──── すごくいいですね。ツクアソはどこで知ったんですか?
立津:web系の技術や機械学習なんかもある程度力がついてきたので、何か出たいなと思ってググりました。「ツクアソ」はその中でも特別年齢制限もないし、個人参加もOKだったので、初参加でもやりやすいかなと思って応募しました。
──── 今回のテーマが発表された時、どう思いましたか?
立津:捉え方にも寄るな、と思ったんですが、直感的には「明日が楽しみ」だと予定系になるのかなー、と。
──── すぐに着想したんですか?
立津:実は、エンジニアとは全然関係ない、幸せそうに生きてる人に電話したんです。
──── 面白いですねそれ。
立津:年に2〜3回会うような人ですね。電話して、ハッカソンの話も一切しないで「どんなことを楽しみに生きてる?」って聞いてみました。
──── いいアプローチですね。マーケティングからやってる。
立津:久しぶりに話す楽しみもありましたし。1時間くらいは自分で考えたんですけど、「楽しい」って人によって違うから、聞いてみないとわからないと思って電話しました。色々妄想できて良かったです。自分は結構おしゃべりな方なので、人と話してると2時間くらいはすぐ経っちゃうんですよね。
──── じゃあ基本電話で、実際に作り始めたのはどのくらいでしたか?
立津:金曜(オープニング)から土曜にかけて寝ないで電話して、そこから2〜3時間寝て、提出ギリギリまで開発してました。ハマると2日くらいは寝ないでも大丈夫なので…。
──── 素晴らしい。ハッカソンの理想的な過ごし方です。
立津:楽しかったです。
──── なおやさんが1番最初の応募だったんですよね。締め切りよりだいぶ早い時間でした。
立津:実は日曜日に予定があったので、早めに応募したんです。何としても行きたかった。
──── すごい。若さだ。元気だ。
立津:(笑)
──── できたものに対する満足度はどうですか?
立津:「もっとこうしたかった」というところばかりですね。ちょっとアイディア出しに時間を取られすぎてしまったので、開発にかけられた時間が1日弱と少なかったのが…。そこにもう少し時間取れたら、周りの作品と比べた時にデザインやUIXに工夫ができたなー、とか、授業でやった自然言語処理系を組み込めたらとも思ったし…その辺は若干後悔が残ります。
──── 実際作ってみてどうでした?
立津:今までの自分の持てる技術は割と発揮できたかなと思っています。本来なら新しい技術を使おうかなとも思っていたんですが、時間なくなってしまったので…。でも2、3回しかやったことのないことを1日でちゃんと形にできたのは良かったです。あと、他の参加者の方々が本当にすごくて。そういうのが聞けたのも面白かったです。
──── 次回もぜひ参加してくださいね。
立津:はい、是非。チーム開発もやってみたいです。
──── お待ちしてます。どうもありがとうございました。