「第3回ツクってアソぶハッカソン」受賞者インタビュー③ 優秀賞 SHINKAI(RISE & NK & ハチワレ丸 & 天然水)

2022.12.07

2022年8月18日から26日にかけて開催された「第3回ツクってアソぶハッカソン」(通称ツクアソ)。
「『いや違う、そうじゃない』とツッコまれたくなるモノまたはサービスをツクる」をテーマに、ユニークかつエッジィな作品を作ってくれた受賞者たちのインタビューを公開します!

今回は、優秀賞を受賞したチーム「SHINKAI」のメンバーによるインタビュー。

SHINKAIさんの「僧じゃない」は、表示された画像の中から僧を探し、格言を受け、徳を積むというアプリ。僧じゃないものを選んでしまうと「違う、僧じゃない」と表示されます。格言は全ての人に与えられるようです。題材の独特な捉え方が非常に面白い作品でした。

メンバーが物理的にご近所さんで構成されているというSHINKAIさん。制作の過程や今後の意気込みなどについて、トークしていただきました!


SHINKAIさんのプレゼンは 01:07:13 〜


「SHINKAI」メンバー
RISE さん
NK さん
ハチワレ丸 さん
天然水 さん

──── 入賞おめでとうございます。ご参加いただきありがとうございました。チームメンバーの関係性、なぜこの4人がチームなのかというところから教えていただけますか?
RISE:小学校からの友達です。みんな近所に住んでまして、「みんなでプログラミングやってみよう」みたいな話になって。
──── 4人とも小学校からの同級生なんですか?
RISE:1人だけ中学からですが…。
NK:そうだ、忘れてた。
──── 忘れるぐらいの関係性(笑)。
NK:いつもいるので、なんか。
──── かなり古くからの関係なんですね。今はそれぞれ別々の大学に行ってるのに、このハッカソンは声かけあって参加してくださったと。
NK:そうですね。僕がもともとプログラミングが結構好きで、ハッカソンに出たいなー、と思ってたんです。それで、connpassでいろいろ調べてるときに、ちょうど第2回ツクアソの締切間近で、みんなに「こんなのあるよー」って声かけたのが最初ですね。第2回は結局なんだかんだ自分は、ちょっと違うチームで出たんですけど、今回は一緒にやりたくてリピートしました。
──── 第2回からご参加いただいてるんですね。そのときはそれぞれ別のチームで。
NK:3人が同じチームで、僕だけ1人違うチームでした。第2回の時は、みんなが興味あるのかどうかわからなかったんで、僕だけ先にぽっと申し込んじゃったんですよね。申し込んだ後に、「こんなんあるよ」って言ったら割とみんな食いついて。今更組み直すのもあれだなと思って、そのまま別チームになりました。
──── 満を持してのチーム。ハッカソンは皆さん前回のツクアソが初めてですか?
NK:はい、初めてでした。
RISE:僕も。大学のゼミでもハッカソンに参加する話はあったんですけど、時間が合わなくて出れなくて、アイディア出しだけの参加だったんですよね。だから、ちゃんと参加するのは初めてです。
ハチワレ丸:僕は今回の第3回が初めてです。前回は、RISEと天然水と一緒に出るはずだったんですけど、僕がコロナになっちゃって…。
──── 今回、前回に比べてテーマが結構難しいかったかなって、運営でも話してたんですけど、いかがでしたか?ぜひ率直な意見を。
RISE:うわーなんだこれ、みたいな。そんなかんじでしたね。
NK :ネタに振り切ったほうがいいんじゃないかって思いました。でもそれが逆に良かったのかもしれないです。もっと実用的なものだと、みなさんの技術力が光ってすごいものが生まれてきちゃったと思うんですけど、ネタに走れた分、技術力のない自分たちでもなんとかんったかなって思ってます。
──── 「僧じゃない」、なかなか秀逸なネタでした(笑)。このアイディアはすぐに決まったんですか? 辿り着くまでの流れを教えてください。
RISE:当日、ハチワレ丸くんの家にみんなで集まって考えてたんですけど、全然思いつかなくって。もうだいぶ煮詰まっちゃったから、一旦外行こうって、みんなで外に散歩に出たんですよ。そこで僕が「そう」にまつわるダジャレを連発して(笑)。「これ『そう』だね」「これも『そう』だ」なんて言いながらコンビニに入って、そこでアイスの『爽』ってあるじゃないですか。それを見かけたハチワレ丸くんが、「うおー!」って。
──── ハチワレ丸さんが閃いたと。
RISE:そこで、副詞じゃなくて固有名詞で考えるべきなんじゃないかと。でもすぐに僧侶の「僧」が出てきたわけではなくて、また「『そう』って何があるんだろ」って話をしばらくして、最終的にNKくんが、「お坊さんを見つけるのがいいんじゃないか」。
NK:私、昔『ミッケ!』とか『ウォーリーを探せ!』が好きだったんですよ。たくさんある中からちっちゃい何かを見つけるみたいなの、楽しいんじゃないかなと。
──── なるほど、そこから着想を得て。チームのメリットが発揮された瞬間ですね。テーマが決まってからはどうでした? 
RISE:どういうものを作ろうっていう、設計図ができるまではすごい早かったですね。実際、プログラミングをするところでは、結構つまづいたりしましたけど…。
──── 実際にコードを書く人と、アイディアを考えたりプレゼンをする人っていう担当分けは、最初に決めたんですか? それとも全員でやってくスタイルでしたか?
RISE:僕とハチワレ丸くんは、プログラミング始めたの去年なんです。そこから、ハチワレ丸くんはデザインの興味持ってたので、そこをお任せして、残りの3人で中身を作ろうということになりました。基本的には、ハチワレ丸くんのデザインを僕がコードに起こして、開発経験がもっと以前からあるNKくんが内部の処理を。で、直前にコロナで倒れてしまった天然水くんが途中から復活してホスティングをって感じですね。
NK:firebaseのホスティングだけ、最後起き上がってやってくれて。あれは流石でしたね。めっちゃ時間ぎりぎりだったんでかなり助かりました。
RISE:あと素材探しとか、画像とかもね。
──── 音とか画像とか、いろいろ使ってましたもんね。うまいことチームで、得意不得意を補い合って進められたってことですね。ちなみに素材はどこから見つけてきたんですか?
RISE:それはもう天然水が頑張ってくれて。時間の関係で入れられなかったんですけど、本当はお経をバックに流すつもりだったんです。冗談でお経のフリー音源見つけてきたときはびっくりした。
(一同笑)
NK:すごいよね、よく探してくるなって。僕はずっと実装してたんですけど、みんながいろんなもの拾ってくるから、「そんな時間なくて使えねえよ!」って(笑)。
──── 役割分担ができるのもチームならではですね。具体的な制作過程はどんなかんじだったんですか?始まってから、アイディアソンをハチワレ丸さんの家でやって、コンビニに爽を買いに行って、そのあとすぐに作り始めたんですか?
NK:そうですね。
RISE:まずハチワレが、デザインをfigmaで書いてくれることになったんで、とりあえずそれを待ってから開始って感じでした。
NK:僕はゲームの中のロジックを、ちょっとしたもの書いてたんで、そこだけは先行して。
──── もう寝ずに開発って感じで。
RISE:いや、この日はそこまで危機感なくて寝ちゃったんですよ。
NK:僕も、当日3時間ぐらいは書いたかな?でも次の日はアルバイトがあったのでそのまま寝ました。
RISE:そうだよね、NKは次の日バイトが朝からあるっていうんで、解散して、ハチワレの家でおおまかなオーダーをして。
ハチワレ丸:僕はそこからがんばってました。
──── ハチワレ丸さんの家がハッカソン会場みたいな感じなんですね。
NK:そうですね。
ハチワレ丸:溜まり場です、もはや。
NK:みんなぴんぽんも押さないで玄関開けて。
ハチワレ丸:気がついたらみんな入ってくるんですよ。
(一同笑)
RISE:でも、それぞれプログラム書いたりする作業は各々の家で、LINE電話つなげながらやるって感じでした。煮詰まったりしたら会いに行っちゃうけど。
──── 近場のメリット出ますね。
RISE:ハチワレ夜勤してたよね。
ハチワレ丸:うん。モンスターとかカフェイン入れて無理やり体起こして。僕、デザインだから、僕が終わらんと他のやつが動けないんで、なんとかしようとずっとやってました。
──── 作品を提出したのは結構ぎりぎりだったんですよね。
NK:30分前ぐらい。
(一同笑)
RISE:すごい焦りましたね。
NK:ハチワレ丸くん寝てたしね。
RISE:家が近いから、物理的に起こしに行きました。殴って起こした(笑)。
ハチワレ丸:目が覚めたら友達がいたんですごいびっくりしました。
(一同笑)
──── ハチワレ丸さんはプレゼンもされてましたよね。プレゼンは全員で作って、発表者は自然に決まったんですか?
ハチワレ丸:そうですね、最初プレゼン誰がやる? ってなったときに、一番最初に作業が終わるの僕だったんで、空いた時間でみんなが作ってくれたコードをを微調整したりとかしてて。ついでにどうやったら印象に残るプレゼンができるかをずっと考えて。発表、全然嫌いじゃないので。
──── 発表がすごく引き込まれました。ちゃんとサービスの内容に合ったプレゼンで、インパクトがありました。
RISE:プレゼンは、ハチワレ丸くんが去年のyoutube見て研究して、頑張ってくれたんですよ。
ハチワレ丸:どうやって引き込むかずっと考えてて、最初に話を振ってしまおうって思いついたんです。それである程度原稿は作ってたので、あとは誰に振るかっていうのだけだった。
──── あれアドリブだったんですか。いや、人選がよかった。
RISE:あれはよかったですね。乗ってくれて。
ハチワレ丸:もしあまり乗っていただけなかったり、時間取られてしまったらどうしようってずっと不安でした。
──── 応募された作品の中で、印象に残ってるものってありますか?
NK:「ぷちぷち。」ですかね。マインスイーパってのがすごい。
RISE:金魚すくいですね。プロトペディアのときすごい面白くて、こんなのやってる人いるんだ、勝てねえやって。何回か遊びました。
ハチワレ丸:僕もマインスイーパがすごい面白かったです。デザインが割と最初のほうに終わってたので、待ってる間やってました。難しかった。
RISE:金魚すくいとマインスイーパはすごい遊ばせてもらいましたね。
──── 他のチームの方とも、懇親会でちょっと交流できたかと思いますが。
NK:はい。いろんな人がいて、楽しかったです。社会人の方も多くて。
──── そうですね、半分以上が社会人。学生さんのチームって3チームしかなかったんですよね。
RISE:社会人のプログラマの人と話す機会ってほとんどないので、すごい新鮮で楽しかったです。
──── それはよかった。これから就職とか、プログラマを目指されるかは分からないですけど、どういう働き方してるのかとか、ちょっと聞けますよね。メリットが提供できたかな。
NK:去年知っておけばよかったです。もう4年生なので。
RISE:僕まだ3年生なんで、あと1年あるな。良かったです。
──── 次回もこの4人で。誰もコロナにかからないように。
(一同笑)
RISE:順番で言うと僕かNKですね(笑)
NK:僕、1回かかってるんで。
RISE:俺かかってない。
──── フラグが立ってしまった。「僧じゃない」は2位だったんですよね。1票差の2位。これはもう次回は最優秀賞を狙っていただいて。
NK:アイディア勝負で。
ハチワレ丸:プレゼンでも勝負します。
RISE:半年で腕も磨いて、技術でも…。
──── いけますよきっと。ぜひまた面白い作品をお待ちしております。