「第2回ツクってアソぶハッカソン」受賞者インタビュー⑤ 特別賞 ユニバック(松村 憲樹 & 朝日諒 & 浅見 祥喜)さん

2022.08.01

2022年2月17日から25日にかけて開催された「第2回ツクってアソぶハッカソン」(通称ツクアソ)。
「時からカイホウ(開放/解放)されるサービス」をテーマに独創的な作品を見せてくれた受賞者たちのインタビューを公開します!

今回は、特別賞を受賞したチーム「ユニバック」のインタビューです。

ユニバックさんが開発した「ドタキャンさん」は、参加者のモチベーションを測定して相対評価し、イベントをキャンセルするか否かを判定してくれるアプリです。実はみんなが憂鬱に思っている予定を勝手にキャンセルしてくれるというアイディアは、非常に現代的でユニークですね。


ユニバックさんのプレゼンは 01:03:45 〜



「ユニバック」メンバー
松村 憲樹 さん
朝日諒 さん
浅見 祥喜 さん

──── まずは特別賞おめでとうございます。ユニバックさん、この3人はどういったチームですか?
松村:会社の新卒入社2年目の3人、同期で構成されています。
──── 仲が良いんですね。
松村:開発のことしか話さないですけど(笑)。
──── ハッカソンには今までも3人で参加されてきたんですか?
松村:そうですね。入社してから、ハッカソンの告知があったら全部応募してる感じです。
──── おお、すごいですね。普段からアンテナを高めに張ってるんですか?
松村:そうですね、はい。
──── 今回テーマを投票で3つのうちから選んでもらいましたが、投票したテーマになりましたか?
浅見:それぞれが何に投票したのか知らないんですよね。僕は「今まであった中で一番欲しいサービス」でした。一番考えやすそうかなと思って投票したのに、一番難しそうな「時からカイホウされるサービス」になっちゃって、やばいと思いました(笑)。みんな何に投票した?
朝日:自分も浅見くんと同じです。一番今まで欲しかったサービスだったら、今までのアイディアを使い回せるからいいかなと思ったんですけど、残念ながらそうはならなかったですね。
松村:僕は「時からカイホウされるサービス」。
──── そこはチャットで談合したりとかはしなかったんですね(笑)。
松村:全然しなかったですね。個人個人好きなものに投票しました。
──── 難しいテーマでしたよね。
浅見:難しかったですね。これまで僕らが出てきたハッカソンは、テーマがないものばかりだったので、テーマが決まってること自体も慣れなくて難しいなと思いました。
──── 今回のプロダクトのアイディアはどうやって出したんですか?
松村:そもそもその定義ってなんだろうというところから考えて、それに結びつくものをどんどん出していって、「時」と「解放/開放」というワードから連想されるものを合わせて、こんなサービスあるよね、こういう具体例あるね、って詰めていきました。
──── 「ドタキャンさん」自体は誰が思いついたんですか?
浅見:これは朝日くんですね。
朝日:僕ですね。
──── 憂鬱な予定がドタキャンされるかも、というのは、過去の経験からの連想ですか?
朝日:僕がドタキャンしたわけじゃないんですけど、憂鬱な予定が突如キャンセルされた時に、めちゃくちゃ嬉しかった記憶があったんです。それをアイディアにしてみました。
──── なるほど。テーマの発表からどのくらいでアイディアが固まったんですか?
朝日:どのくらいだったっけ?日をまたぐ前には決まったかな。
松村:そうだね、3時間くらいで大体決まりました。全然他にいい案が出なくて、もうこれでいいよね、みたいな(笑)
──── 開発は次の日からですか?平日でしたよね。お仕事をしつつ?
松村:いや、全員有休取りました(笑)それでもう金曜の朝から開発です。
──── いいですねえ。役割分担はどんなふうになってました?
松村:浅見くんがフロントエンドで、朝日・松村がバックエンドで開発しました。
──── スムーズにいきました?
松村:いや。
浅見:いやあ…フロント大変でしたね。僕は仕事でもプライベートでもフロント全然やってないんですが、今回こういう役割分担になったんで、ひたすら調べて組んで、変なエラーが出て、っていうのを繰り返してました。すごい苦戦しました。
──── どうして普段やらないフロントを担当することになったんですか?
浅見:なんでかわかんないです(笑)。松村と朝日くんが仕事でフロントを触るんですよ。だから僕としては2人にやって欲しかったんですけど、なぜか結局僕がフロントやることになって。でも正直フロントに興味はあって、触ってみたいと思っていたので、ちょうどいい機会かなと。
──── それは良かった。楽しかったですか?
浅見:そうですね、楽しかったです。新しいところに触れたり、ここはこんなに簡単に書けるんだ、とか発見もありました。あと、デザインの辛さがわかりました。細かいところを調整したりとか、「見やすさ」って難しいなと。お客さんがいて、ちゃんとデザインを組んでる人ってどうやってるんだろうって、そういうところも気になりました。
──── バックエンドの2人はいかがでしたか?
松村:そんなにさくっとはいかなかったよね。
朝日:わりと探り探りやってたよね。
松村:今回AWSを使ったんですけど、触ったことのない分野だったんで、探り探り、ちょっと喧嘩もしながらやってました。
(一同笑)
松村:この方針でいこうよって言うと、いやそれはめんどくさいからみたいな喧嘩を…。最終的には仲良く完成することができましたけど(笑)。
──── 完成はいつ頃だったんですか?
松村:土曜の昼ぐらいに1回できたんだよね。
浅見:そこで最低限のものは。多少余裕を持ってできました。
──── 「ドタキャンさん」は今後世に放つんですか?
松村:世に放つ予定なんですけど、今の状態だと1週間に1回止まるんですよ。
(一同笑)
松村:そこが改修できたらリリースしようと思ってます。
──── じゃあ楽しみにしてます。ちなみに次回は8月に開催予定です。
浅見:ぜひ参加しようと思います。
──── お待ちしてます。ありがとうございました!